山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

燕岳から槍ヶ岳(その2)

2012-09-16 | 北アルプス
空の雲

空を見上げてみました。
高いところのスジ雲は秋の雲です。
入道雲がそれを遮ろうとしていました。


カニコウモリ

葉っぱがカニの甲羅のようで2枚でコウモリの姿です。
小さな花が横向きに咲きます。


合戦小屋

合戦小屋に到着しました。
登山口から3時間20分でした。
たくさんの登山者が休んでいました。

スイカ(1)

この小屋の名物です。
地元、松本の農家が作っているそうです。
1切れ(8分の1)、¥800でした。


スイカ(2)

甘くて美味しいスイカでした。
ここを登る人はこれを楽しみにしているようです。



マルバダケブキ

座っているベンチの近くに咲いていました。
葉っぱがフキの葉に似ています。


ハンゴンソウ

花はキオンに似ていますが、葉っぱが幾つかに分かれています。
本州中部以北に分布するとされています。


シシウド

かなり背丈が高くなる花です。
お花畑などでは背が高いのでよく目立ちます。
シシとはイノシシのことです。

ミヤマコウゾリナ

総苞の外片は鋭く尖り、内片は尖らないのが特徴です。
また、全体に柔らかい感じがする花です。


ヒメウメバチソウ

小さい星型をした花です。
ウメバチソウは花びらが重なり合っていて、ガク片がみえません。
これは花びらの間からガク片が見えています。


ハナニガナ

里に咲くニガナは舌状花が5~7枚、8~11枚ならハナニガナです。
それ以上15枚くらいあればミヤマイワニガナです。
同じ花でもいろいろと棲み分けているようです。


ウサギギク

小さなヒマワリのようです。
葉っぱが対生でウサギの耳に似ています。
夏山でよく出会う花です。


オヤマリンドウ

茎の先端に花をつけます。
この花はなかなか開きません。
茎の下のほうまで花がついていればエゾリンドウです。

クロトウヒレン(1)

ツボミの時はこのように黒いです。
花はこれからのようでした。


ヤマハハコ

これもまだツボミです。
白く見えるのはガクで花はその中にあります。


ハクサンフウロ

シコクフウロのように花の筋が目立ちません。
北アルプスで咲いているのはほとんどがこの花です。


クロトウヒレン(2)

少し離れたところで咲いていました。
小さな花が飛び出しています。
アザミに似ていますが、葉っぱにトゲがありません。


モミジカラマツ

葉っぱがモミジの葉に似ていて花がカラマツの葉に似ています。
オシベだけがよく目立つ花です。
もうそろそろ終わりかも知れません。