山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

剣山(その1)

2012-09-03 | 四国の山
徳島自動車道

阿波踊りを見物した翌日は剣山(つるぎさん)登山です。
登山口まで徳島自動車道を走ります。


対面通行

この道路は交通量が少ないようです。
このような対面通行が何ヶ所もありました。


秋の雲

空には秋の雲が広がっていました。
バスの中からの撮影です。


出口

美馬(みま)という出口で高速を降ります。
ここから一般道に入ります。

道の駅

途中の道の駅でトイレ休憩です。
時間が早かったので、お店はまだ準備中でした。

剣山

狭い山道に入りました。
遠くに見える山が剣山です。

見ノ越駐車場

駐車場に着きました。
ここは「見ノ越」というところです。
旅館を出発してから2時間30分でした。
この奥にはリフトもあるようです。

案内図

マップがありました。
左下の登山口から頂上に向かって歩きます。

登山口

いきなりの階段です。
他の人は右の巻道を登りましたが、私は
ルート通りこの階段を登りました。


剣神社

階段を登りきったところに神社がありました。
これからの登山の安全を祈願しました。

ガラスの碑

すぐ近くにこんな碑が建っていました。
ガラスでできています。
この山は宮尾登美子の小説「天涯の花」で紹介された
キレンゲショウマを求めてたくさんの登山者が訪れるようです。

「さわやかな月光の花は 凛として気高い」  宮尾登美子

彼女の自筆だそうです。

登山道(1)

よく踏まれた登山道です。
それほど暑くはありませんでした。
一番前にいる男性は現地ガイドさんです。


ハガクレツリフネ

葉っぱの下に隠れて咲く恥ずかしがり屋の花です。
本州の近畿以西・四国・九州に自生しているそうです。
私にとっては初めての出会いでした。


サルナシのツル

大きなツルが木に巻きついていました。
サルナシの実はキュウイの原種といわれています。
数年前の秋、新潟県の雨飾山に登ったことがあります。
このサルナシとヤマブドウがたくさんなっていました。
夢中になって食べたことを思い出しました。


登山道(2)

樹林帯の中を歩きます。
すぐ前を歩いている女性は現地ガイドさんです。


ヒコサンヒメシャラ

ここに自生しているのはほとんどこの木だそうです。
花はヒメシャラより小さい花が咲くそうです。
神奈川県の丹沢にも自生しているそうですが、この変種の
トウゴクヒメシャラといって区別しているようです。


天然ヒノキ

これは天然ヒノキだそうです。
ヒノキはまっすぐ伸びる性質があるのですが、これは
途中から折れ曲がっています。
現地ガイドさんが心配そうに見上げていました。



※もう1本、阿波踊りをご紹介します。
軽快なリズムをご覧ください。