ゴラパニのロッジを出てから3時間のところです。
バンタンティという村でお昼にしました。
標高2220mです。
ゴラパニから800m降りてきました。
オレンジ色の花はマリーゴールドです。
各地でたくさん咲いていました。
これがレストランです。
左は大きく切れ込んだ谷になっています。
ここがタダパニからゴラパニに行く途中で見えた村のようです。
奥の部屋の中でしばらくいましたが、風が冷たかったので
別の部屋に移動しました。
食事ができるまですぐ近くの厨房に行ってみました。
コックさんが一生懸命何か作っています。
声をかけたら振り向いてくれました。
女性はここの人のようです。
こうやって行く先々で厨房を借りて食事を作ってくれました。
女性が作っているのはナンに似た食べ物です。
手でちぎって食べました。
食事を終えて再び歩き出しました。
かなり急な坂が続きます。
先ほど料理を作ってくれたコックが足早に追い越して行きました。
下のほうに2人のポーターが休んでいます。
次のロッジまで先行して待っていてくれます。
振り向いてみました。
標高が低くなると気温が上がってきます。
このあたりで13℃くらいでした。
山には雲がかかっています。
朝、あれほどきれいに見えたダウラギリやアンナプルナも
もう見えなくなっていると思います。
日本と同じく山の天気は変わりやすいです。
ニワトリも放し飼いです。
ひよこが足元まで歩いてきます。
母親が心配そうに見ていました。
日本で見るニワトリと少し違う感じがしました。
きれいに石が積まれています。
こんなところでのんびりと生活して見たいと思いました。
まるで春のような光が降り注いでいました。
長い下りがどこまでも続いています。
下に見える谷の反対側まで歩くようです。
人の姿が見えません。
みんな家の中にいるのでしょうか?
下から子供が歩いてきました。
声をかけたらこちらを見てくれました。
小学2~3年生くらいでしょうか?
少しはにかんだ顔がかわいかったです。
しばらく行くとたくさんの子供達が遊んでいました。
すぐ近くまで飛んできます。
棒を持って「チャンバラごっこ」でもしているようでした。
やはり声をかけたら集まってポーズをとってくれました。
どの子もよい顔をしています。
こんな環境で育てば「いじめ」などないと思いました。
体も強くなると思います。
家と家の間の狭い道を通ります。
決して立派な家ではありません。
でもこれで雨は充分防げるようです。
家の中から子供が顔を出してこちらを見ていました。
人が通るのが珍しいのでしょうか?
ほとんどが石を積んでできています。
ネパールには地震がないそうです。
これで充分持つようです。
ここで生活すれば足腰は強くなると思いました。
ロバがたくさんの葉っぱを乗せて上ってきました。
葉っぱはネマラといってイチジクの仲間だそうです。
家畜の餌にするといっていました。
自分で自分の餌を運ぶロバに感心しました。
昼を食べてから1時間です。
ここはウレリという場所です。
ここで休憩しました。
標高2000m、気温は13℃でした。
家はブルーのペンキで塗られています。
ブリーは水を現します。確かに水は豊富でした。
ここは食事や宿泊もできるようです。
目的地までもう少し歩きます。