山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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ネパール・ヒマラヤトレッキング(その23)

2009-01-24 | 海外の旅

予定通りロッジを5時にスタートしました。
空には星が輝いていました。
足元は凍りついています。
気温はマイナスになっていたようです。

丁度1時間でプーン・ヒルにつきました。
しばらくは霧で何も見えませんでした。
30分くらい待っていたら、アンナプルナが姿を見せてくれました。
霧が流れていたのですぐに消えます。



アンナプルナサウスに日が当ってきました。
時間は7時くらいです。
右はヒウンチュリ、左はアンナプルナⅠ峰(8091m)です。
たくさんの人から歓声が上がっていました。
気温はマイナス5℃くらい、ジッとしていると寒くて震えました。




正面の山にも日が当ってきました。
ダウラギリ(8167m)です。
まさに神々しい姿です。
左の山はダウラギリⅡ峰(7751m)です。




全体像です。
ダウラギリⅠ峰から左にそれぞれⅡ、Ⅲ・・・と名前がついています。
手前のシャクナゲが凍り付いています。
我々の頭も服も霜で真っ白になっています。
カメラを持つ手も感覚がないくらいでした。




ダウラギリをズーミングして見ました。
刻々と色が変わっていきます。
言葉がありませんでした。



もっと大きくしてみました。
縦のシマは「ヒマラヤ襞(ひだ)」と呼ばれています。
山ができた時、圧縮されてできたようです。
アンナプルナサウス、マチャプチャレ、ダウラギリ・・・
どれも素晴らしい山でした。
ヒマラヤにきた甲斐がありました。



プーン・ヒルにはこんなポールが立っていました。
プーンとはこの地方の名前だそうです。



立派な展望台もありました。
どこから来たのかたくさんの人もいました。
韓国の人が多かったようです。



1時間半くらいいて下ることにしました。
途中で見たアンナプルナサウスです。
シャクナゲに花が咲くときれいだと思います。





ダウラギリも真っ白になりました。
下る途中で景観です。
何度も振り返りました。






タルチョが風に揺れています。
登る時には真っ暗で見えませんでした。
気温は相変わらず低かったです。
素晴らしい山を見ることができ、満足しました。


今日はこれから北八ヶ岳に行きます
帰りは26日の予定です。帰ってからまた続けます。