山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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ネパール・ヒマラヤトレッキング(その10)

2009-01-11 | 海外の旅

棚田を近くで見るとこんな感じです。
このすぐ脇を歩きます。
なだらかなトレッキング道は延々と続いていました。



鋭いトゲを持った植物がありました。
アザミのようです。
日本ではこれだけのトゲを持ったアザミはみたことがありません。
どんな花が咲くのか見たかったです。




脱穀機のようです。
しばらく見ていたら、子供が飛んできて足で踏んで見せました。
日本なら水車でやるのでしょうが、ここではすべて人力の
ようでした。




この頃から雨が降り出しました。
ここはキムチェというところです。
ここでしばらく様子を見ることにしました。
シャエレバザールから約2時間です。
標高は1570mでした。



歩いてきた方向を振り返ってみました。
ポインセチアの手前にアメジストセージが見えます。
花はほとんど終わっていました。
別名:メキシカンブッシュセージともいいます。
日本にもたくさんあります。



ここには離れたところにトイレがありました。
右はシャワールームですが、水しかでません。
トイレは粗末なものでした。
男性はどこでもよいですが、女性は囲いがあるだけでも
助かるのでしょうね。




この小屋の中ではこのようなアクセサリーが売られていました。
ネパールらしい飾り物です。
値段は高いものでも日本円で¥1000以下でした。



こちらはリストバンドのようです。
上のものでRS200(200ルピー)くらいです。
日本円では¥170くらいになります。
雨宿り代だと思って1個買いました。
飲み物もあり、メニューをみるとコーヒー1杯¥40くらいでした。



雨は激しくなるばかりです。
30分くらい待っていたのですが止みそうもないので
雨具をつけて出発しました。
途中に分岐がありました。
ここを右に歩きます。



棚田の中の平らな道が続きます。
風がないので雨が吹き付けることはありませんでした。
山岳ガイドはビニールを頭から被っただけです。
慣れたものでした。



歩いてきた道を振り返ってみました。
雨は写っていませんが、遠くが霞んでいます。
この雨はどうやら通り雨のようでした。




このあたりは歩きやすい道でした。
まさに生活道路です。
それにしても人に会いません。
雨が降れば家の中でジッとしているようです。




途中でこのような沢を渡りました。
傘を指している男性は反対側からすれ違った人です。
初めて出会った人でした。
「ナマステ!」と声をかけたら明るく返事が返ってきました。
異国でも挨拶をして返事が返ると気持ちよいものです。
静かな歩きが続きます。