山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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ネパール・ヒマラヤトレッキング(その20)

2009-01-21 | 海外の旅

途中で谷から下が見えるところがありました。
小さく村が見えます。
最終日にあの横を通るそうです。
かなり下るようでした。



山全体がシャクナゲです。
花の季節には真っ赤に染まるそうです。
素晴らしい光景でしょうね。
その頃また来て見たいと思いました。



風もなくのどかなトレッキング道です。
日陰に入ると寒いですが、日の当る場所は暖かかったです。
ほとんど誰にも会いませんでした。



前方にシャクナゲの木がみえます。
よく見ると花が咲いていました。
もっと近づいてみます。





これがネパールのシャクナゲです。
色がピンクでアズマシャクナゲに似ています。
季節はずれですが、咲いてくれたようです。
ネパールには30種類以上のシャクナゲがあるそうです。
その中でも赤いシャクナゲは国花だそうです。
ネパール語ではラリグラスと呼んでいました。




深い谷に下りてきました。
ここは標高2600mくらいです。
小屋がみえます。
少し休憩しました。




沢に沿った道が続きます。
水の音が気持ちよかったです。
このあたりをみると日本の山を歩いているような
感じでした。




再びジャングルの中に入りました。
雪がパラついてきました。
天気がめまぐるしく変わります。



このあたりから上りの連続です。
白いのは雪です。
昨夜降ったのでしょうか。
気温もぐんぐん下がってきました。
手元の温度計で4℃でした。



なだらかな上りです。
雪があると足元が滑ります。
先頭を行くガイドが心配そうに振り返っています。
指でOKマークを出しました。
手の合図は万国共通のようです。



大きなサクラソウが雪を被っています。
寒そうでした。
サクラソウはかなり高いところでも咲くようです。
すっかり環境に順応しているようでした。




小さなロッジにつきました。
おみやげ物がたくさん並べられています
朝、タダパニを出発してから4時間経っています。
ここで昼食をとりました。
小屋の中には薪ストーブがありました。
ここは標高3050mです。
気温は3℃くらいでした。



小屋の前に何かが干してありました。
ツルピーといってヤクの乳のカスだそうです。
ネパールの人は食後にそのまま食べるそうです。
ガイドは「食べないほうがよい」といっていましたが、
少し口に入れてみました。
濃いチーズのような味でした。