途中で谷から下が見えるところがありました。
小さく村が見えます。
最終日にあの横を通るそうです。
かなり下るようでした。
山全体がシャクナゲです。
花の季節には真っ赤に染まるそうです。
素晴らしい光景でしょうね。
その頃また来て見たいと思いました。
風もなくのどかなトレッキング道です。
日陰に入ると寒いですが、日の当る場所は暖かかったです。
ほとんど誰にも会いませんでした。
前方にシャクナゲの木がみえます。
よく見ると花が咲いていました。
もっと近づいてみます。
これがネパールのシャクナゲです。
色がピンクでアズマシャクナゲに似ています。
季節はずれですが、咲いてくれたようです。
ネパールには30種類以上のシャクナゲがあるそうです。
その中でも赤いシャクナゲは国花だそうです。
ネパール語ではラリグラスと呼んでいました。
深い谷に下りてきました。
ここは標高2600mくらいです。
小屋がみえます。
少し休憩しました。
沢に沿った道が続きます。
水の音が気持ちよかったです。
このあたりをみると日本の山を歩いているような
感じでした。
再びジャングルの中に入りました。
雪がパラついてきました。
天気がめまぐるしく変わります。
このあたりから上りの連続です。
白いのは雪です。
昨夜降ったのでしょうか。
気温もぐんぐん下がってきました。
手元の温度計で4℃でした。
なだらかな上りです。
雪があると足元が滑ります。
先頭を行くガイドが心配そうに振り返っています。
指でOKマークを出しました。
手の合図は万国共通のようです。
大きなサクラソウが雪を被っています。
寒そうでした。
サクラソウはかなり高いところでも咲くようです。
すっかり環境に順応しているようでした。
小さなロッジにつきました。
おみやげ物がたくさん並べられています
朝、タダパニを出発してから4時間経っています。
ここで昼食をとりました。
小屋の中には薪ストーブがありました。
ここは標高3050mです。
気温は3℃くらいでした。
小屋の前に何かが干してありました。
ツルピーといってヤクの乳のカスだそうです。
ネパールの人は食後にそのまま食べるそうです。
ガイドは「食べないほうがよい」といっていましたが、
少し口に入れてみました。
濃いチーズのような味でした。