山小屋だより

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ネパール・ヒマラヤトレッキング(その6)

2009-01-07 | 海外の旅

ポーターの1人です。
荷物は紐で縛り、頭にかけて運びます。
このほうが楽なのでしょうか?
全部で50~60キロくらいあるのでしょうか?
食料はだんだん少なくなるので、日にちが経てば軽くなるようです。
我々を追い越してどんどん進みました。



穀物が干してありました。
トウモロコシのようです。
粉にして食べるようです。
軒下などにもたくさん干してありました。




農家です。
藁は積んであります。
このようにして乾燥し、家畜の餌や屋根の材料にするそうです。
高床式にすれば下が腐らないですね。
生活の智恵のようでした。



突然ニワトリが挨拶にきました。
チャボに似ていますが、かなり大きかったです。
日本では見かけない鳥でした。
日本ではニワトリは「コケコッコー」と鳴きます。
ネパールでは「ククリーター」と鳴くそうです。
何度か鳴き声を聞きましたが、私にはどちらにも聞こえました。



屋根を葺いている人がいました。
材料はススキの似ていましたが、少し違うようでした。
簡単な葺き方です。
これで雨が漏らないのかと気になりました。




収穫を終えた田んぼで牛が草を食べていました。
放し飼いにしています。
牛は労力の1部です。
春の田起しまで休暇のようです。



小さな棚田が広がっています。
まったくのんびりした風景です。
一つずつの田んぼは小さいので、すべて手で田植えをするそうです。
1軒では手が足りないので、村中総出で行なうようです。



すぐ近くに藁の山がありました。
日本では藁も貴重になりました。
昔はこれを叩いて柔らかくし、縄を編みました。
冬の間の仕事でした。



村の入口に紐が張ってありました。
草や花を挟んで「魔除け」にするそうです。
家の屋根は薄くはいだ石で葺いてあります。
建物はほとんどがこのような石積みの家でした。
ネパールには地震がないので崩れないそうです。




遠くから鈴の音がしてロバの一行がきました。
10頭以上いましたが、一番後ろの少年がコントロールしています。
山の上に荷揚げを終えて帰るところのようです。
重い荷物はロバで運ぶようでした。





真ん中あたりに大きな鈴をつけたのがいました。
なかなかよい音が響きます。
すぐ近くを通ったのですが、我々にはわき目も振らずに
通り過ぎていきました。
通った後にはたくさんのフンが落ちていました。
ここでは「遠慮」がないようです。




ワルナスビの若い実です。
ピンポン玉くらいありました。
これが少し経つと黄色くなります。
スイカの小さい時のように見えました。




道はゆっくり登っています。
下を見ると川が流れています。
このあたりは「モディ渓谷」と呼ばれているようです。
今晩の宿泊地、シャウレバザールまでは標高差100mくらいの
緩やかな登りが続きました。