ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

色紙 黄初平図

2015-04-08 17:32:46 | 京都


京都で色紙を買った。
白沙村荘橋本関雪記念館でー。
関雪筆「八仙図屏風」(1933年)にある「黄初平図」だ。
オリジナルはこれ。(記念館のサイトより転載)


関雪さんは、古代中国の思想、そして漢学の知識が深かった人で、
この八仙図それぞれに漢文を書いている。
(私は読めないけれど)

意味は:

黄初平は晋代中国仙人。羊飼いしていた十五歳の頃、一人の道士に気に入られ
金華山石室に連れて行かれて仙人の修行をした
その四十年後、兄の初起が行方の知れなくなった弟を探し当て、羊の行方を訊ねると
初平は「ここにいますよ」言って周囲に在った白石を全て羊に変えた
その後初平は赤松子と名を変え、兄も魯班と変え仙道を極めた
...............

石を羊に変える説話は「富を生む」と解釈され、日本でも古くから縁起の良い
仙人として知られており、建物の装飾や織物、また日本画画題としても描かれている
..............

お目出度い色紙なので、又、乙未年を記念して持っておくことにー。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 干支について | トップ | iPhone6 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

京都」カテゴリの最新記事