千疋屋のフルーツパフェを書けば、やはり、特別展「デミタスコスモス」のことも書いておきたい。
圧倒されました。
デミタスというのは、食後のコーヒーなどを飲むための小さいカップ。
この特別展は、主に、18世紀から20世紀初めにかけて、イギリス、ドイツ、フランスその他、ヨーロッパの
名窯で作られた作品約300点を紹介。
とにかく、形や装飾が多彩。
展示室1は、凄い。
360度全方位で展示物が見れる。
照明がほぼパーフェクト。
その他見どころ沢山。
数に圧倒されるだけでなく、その内容も刺激的。
展示目録#16は、ドイツの名窯マイセンで作られた「上絵金彩柿右衛門手カップ&ソーサー」。
17世紀、肥前磁器(伊万里など)は、オランダ東インド会社を経てヨーロッパに輸出されていた時期がある。
柿右衛門様式や金蘭手など。
まさに、デミタスにみるジャポニズム。
というわけで、1300円の入場料は決して高くない。
まさに、価値>価格である。
(価値は価格を凌駕する)
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