ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

散り椿

2014-02-09 19:29:31 | 本・雑誌


散り椿
葉室 麟 (角川書店)

ハムリン先生の、まだ読んでなかった分の一冊。

本文2ページ目で、軽い衝撃がー。
京都北野天満宮から少し外れた所にある地蔵院。
そこは、椿寺とも呼ばれ、境内には、豊臣秀吉が寄進した「五色八重散椿」がある。

普通、椿は花ごとぽとりと落ちることから(又、それが、山茶花との違い)、首が落ちる様を思わせるとして武家に嫌われた。(この話は知っていたが)

ところが、地蔵院の「五色八重散椿」は、他の椿と比べ、2つの違いがあるそうだ。
一つ目は、花びらが一片一片散っていくこと。
二つ目は、一本の木に、ピンク色、白色、赤色、混ざった色等、いろいろな色の椿が咲くらしい。
非常にめずらしい。
椿は、花ごとポトンと散る、という固定観念に囚われていた私には、是れ又、目からウロコが落ちた状態。

かつて、、そう思って数えてみると、な、何と! 40年前になるの?! 京都に住んでいたことがある私だが、それでもって、北野天満宮の近くに住んでいたこともあったのに(下宿)、地蔵院のことも、「散り椿」のことも、全然知らんかった、、(唖然)

そういう感傷に、ふと陥った小説であった。。

それから、本の装画が、大変美しい。
(速水御舟「名樹散椿」)

(本の内容については、すいません、省略します)
(悪くはないですよ)
(でも、好きなのは、「銀漢の賦」「いのちなりけり」)
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ちょっと、茶花

2014-02-09 16:19:08 | 

(釣鐘水仙と蔦日日草)


(菜の花と木瓜)

淡交テキスト茶花に触発されて、家で、茶花らしきものを入れてみた。
花は、木瓜以外は、ウォーキング途中、空地や、家と家の間の隙間に咲いている花を、自分勝手に、お裾分けしてもらった。
(木瓜は、仕事場の空地から)

ここは、アメリカなので、写真を撮る場合でも注意が必要だが、propertyに関する考え方が厳しいので、例え、雑草に見えても、草花頂く時は、気をつけねば。。。

で、わざわざ写真撮って、客観的に見て、我輩の茶花は、何だかなあ、、
インパクトがないというか、、
原因を考えるに、よく義母は口にしている、「真の花は何か」「添えは何か」ではないだろうか。
一体全体、どっちの花が主役???
がわからない。
まっ、続けることが大事である。
(良い言い訳だ)
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