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最近、読んだ本。
と言っても、2、3週間程前。
何故「銀漢の賦」と一緒に並べたか?
どちらも、時代劇小説で、テーマが同じ。
男の友情だから。
だが、私の好みを、一方的に言えば、「銀漢の賦」の方が、数倍、いや、数十倍良い小説である。
(大体が、文庫本の表紙装丁からして、その違いがわかるというもの)
詳しい書評など書かないが、一言。
「銀漢の賦」の作者、葉室麟は、和歌や漢詩の素養があり、それが、小説の骨格を、骨太で、格調高くしている。
それが、私には堪らない魅力だ。
やはり、日本人は、古典、漢文、和歌や俳句などを学ばなければならない、と痛感する日々。
これは、自己批判でもある。
(「銀漢の賦」の感想は、4月23日付にー)