ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

野点風「茶箱花点前」茶事

2012-06-21 18:17:07 | 茶道・茶の湯

 

6月21日、茶事に招かれた。

あるビルの何もない一室が、見事に、茶室に変わっていた。

亭主の創造力が光る茶事であった。 

すべて手作り。 蹲まで作ってあり、客は、そこで、身を清める。 関守まである。

客は、各々の想像力を働かせれば、それが、亭主の創造力と相まって、更に楽しめる工夫がしてあった。

私は、とにかく、感心した。 ゼロから作り上げる良い見本をみせてもらった。

茶事をするのに、必ずしも、茶室が必要ではないのだ。 茶室を持たなくても、「できる」ということだ。

 

又、今日の主役の一つは、上の写真、茶箱である。 鎌倉彫(かまくらぼり)というらしい。

伸び伸びとしており、しかも、重厚であった。

 

*鎌倉彫とは・・・漆器の一種。ヒノキ、カツラ、イチョウなどの木地に、種々の彫刻をして、直接黒漆を塗り、

その上に、朱や青・黄などの色漆を塗って仕上げたもの。 (Websiteより)

 

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