ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

ドラマの伏線(カーネーション)

2012-03-29 17:45:38 | 映画・ドラマ

(伊予和紙、愛媛県川之江製)

 

日本には、日本独自のクールなモノや文化がたくさんあります。

住んでいる時には、別段何の疑問も感動もなかったけれど、時を経て、又、日本以外の国で暮らしていると

その違いや素晴らしさに、じわじわっ、、と心打たれる時があります。

.........................................

一昨日のカーネーション。 糸子は、周防の娘(川上)と、偶然出会います。

 

糸子 「岸和田に長いこと住んでらしたのに、全然岸和田弁が出ませんね」

川上 「24歳の時まで岸和田でしたが、10歳までは長崎におりました、、」

糸子    ..........

川上 「先生、、 私は、、 周防の娘です」

糸子  .........

無言の涙が、 やがて、嗚咽にかわる、、

 

この場面、とても良かったですね。

糸子の心の中に、忘れていたものが蘇って来たのでなく、あそこは、心の中に、大事にしまっていた

愛・恋慕という箱の扉が開け放たれた瞬間だったのだと思う。

脚本家渡辺あや のうまい描き方です、、

 

そして、(糸子の)長女の優子と、川上との場面に変わる

川上「あの時は、弟が失礼しました、、」

優子「あっ、、いえ、、  」

 

幼い頃、この二人は会ったことがある。 (画面は、昔の映像に変わる)

ドラマの伏線とは、「伏線を張っておく」ともいう。

この伏線があるのとないのとでは全然違う。

 

上質の伏線が多いドラマなのである、、 カーネーションは、、

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする