彦四郎の中国生活

中国滞在記

広島に行く❶―広島大学へ行き、留学生たちと会う

2018-08-11 12:17:53 | 滞在記

 8月7日(火)、広島へ行った。現在、広島大学には閩江大学から2名の留学生(3回生)が在学しているので会いに行った。広島大学には主に3つの校区(キャンパス)がある。大学本部があり、ほとんどの学部や大学院が集中しているのが「東広島キャンパス」だ。このキャンパスは広島市の中心部からはかなり遠く、広島市の東隣の東広島市にある。

 京都から新幹線に乗り、1時間50分ほどで広島駅に到着した。午後1時頃になっていたので、山陽本線の「西条駅(東広島キャンパスの最寄り駅)」に向かおうとしたが、7月上旬に起きた「西日本豪雨災害」のための、今も「広島―三原」間が不通となっていた。このため、再び新幹線に乗って(こだま号)東広島駅まで戻ることとなった。午後1時半頃にここからバスに乗り、大学に向かい2時前に大学正門に到着した。気温は38度と汗が流れるカンカン照り。

 昨年の9月末に来日し、1年間あまりの期間 広島大学の文学部(3回生)に留学中の陳さんと張さんが、大学正門で出迎えてくれた。1時間あまり話をしたり、大学構内を案内してもらったりした。大学事務室に行き、「広島大学と協定関係にある閩江大学」の教員であることを告げ挨拶。広島大学の総合大学案内やいくつかの学部のパンフレットをもらう。広大な広さの大学構内だった。

  これらの大学案内冊子は、今年の9月末から広島大学に1年間留学する11名もの学生たち(新3回生)や、来年度に留学試験を受験する学生たち(新2回生)への説明に活用するつもりだ。山陽本線が復旧していないため、今回は残念ながら西条の街を見ることができなかった。広島大学近くの西条の街は「ようこそ酒都 西条へ」の広島駅に案内があるように、酒造の街並みがある街だ。賀茂鶴酒造を始め、10余りの酒造会社がある。そして、酒蔵が立ち並ぶ街。

 この日は、広島駅近くにある「マツダスタジアム」(広島球場)で、広島カープのホームゲームがあるようで、広島駅に向かう新幹線・こだまの車中にも赤いシャツを着た人が多く見られた。女子高校生や中学生も「広島カープ」に関連したものを持っている若い人の姿も多かった。

 午後6時に、昨年の9月に立命館大学大学院を修了し、現在は日本企業の広島にある店舗で新入社員生活を送っている林さんと久しぶりに会い、近況を話し合った。

 翌日の8日(水)の午後、広島市内にある広島大学の「東千田キャンパス」に行った。このキャンパスに隣接している場所に、旧広島大学の本部の建物が残されていた。広島に原爆が投下され、広島の街は壊滅したが、その後、広島復興の一つとして建てられた建物だ。メタセコイヤの樹木並木が美しい。

 ここのキャンパスには、経済学部や法学部などの夜間コースや法科大学院や社会科学研究科などの大学院コース、放送大学などが設置されている。事務室に行き、このキャンパスの学部等の冊子をもらった。他に、広島市内には、医学部や看護学部や付属病院などがある霞キャンパスがある。

 

 

 

 

 


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