彦四郎の中国生活

中国滞在記

大学—後期日程が終了し夏休みとなる―来学年(前期日程)の担当教科の連絡が早くもきた

2021-07-07 08:51:42 | 滞在記

 閩江大学構内の6月下旬から7月上旬、広大な大学の水辺には蓮や睡蓮の花が咲き、高貴な香りの茉莉花(ジャスミン)の白い花が咲く。ハイビスカス🌺やブーゲンビリア、デェイゴなどの花々もたくさん咲く大学構内の夏。気温は35度を超える日々が始まっている。

 毎年、6月20日前後の日曜日は、中国では大学の卒業式が行われる。今年は6月20日(日)だった。今年の外国語学部日本語学科の卒業生たち(37名)は、1回生の時から授業を担当していたので思い出深い学生たちだが、残念ながら、私が日本滞在のため卒業式やその後の卒業パーティには参加できなかった。

 今学期の後期授業や期末試験の日程も7月2日に終了し、7月3日から大学は夏休み休暇に入った。日本語学科の各学年の学生たちは、7月4日(日)に行われる日本語能力検定試験を受験後、中国各地の故郷に帰省をすることとなった。

 2回生たち(38名)とは、前期の「日語会話3」(32回授業)、後期の「日語会話4」(32回授業)と、全てがオンラインでの日本—中国間の授業だったが、この1年間で個々人の会話能力が身についてきているようには思う。

   3回生たちとの「日本文化名編選読」の授業もオンラインでの実施。期末試験も終了した。後期に担当した教科の成績を作成し、7月2日(金)に大学に2教科の成績関連資料を送信し終わった。大学の日本語学科の中国人教員林老師(先生)から1回生の朗読大会の成績付けを7月4日(日)に依頼さた。全部で15のグループが、日本文学の『銀河鉄道の夜』『雪国』『鼻』などを朗読するものだ。その日のうちに、15グループの朗読を聞き、成績を送信した。

 これで、後期日程の大学の仕事が終わり、私も7月5日(月)から夏休みに入った。あと、7月9日(金)の午後には、神戸の大学に留学している閩江大学3回生3人とベトナムの大学からの留学生2人、そして、閩江大学卒業生で現在は大阪大学大学院に在籍している留学生1人、合計6人の留学生たちと、京都府立鴨沂(おうき)高校3年生との国際交流会が予定されている。それが終れば、完全な夏休みとはなる。

 「日本文化名編選読」の授業(全15回)、13回目と14回目は、日本文化に関する学生発表(1人7分程度)だった。発表のテーマは以下の通りだった。「銀の匙—アニメ作品より」「日本のアニメ文化」「日本のコンビニについて」「日本文化―武士道について」「日本の自然(四季)と中国の自然(四季)」「日本料理と発酵食品」

 「日本の礼儀文化」「中国と日本、花文化比較」「日本の建物文化」「私の印象のアニメ文化と宮崎駿」「日本の中国の茶文化比較-抹茶」「日本、中国、結婚文化比較」「日本アニメの美学」

 「日本漫画—発展小史」「中日、食文化の比較」「中日、宗教文化の違い」「日本の観光地」「日本のアイドル文化」「日本と中国、正月と春節」

 「日本女性の制服と和服」「日本の自殺文化」「日本の花火文化」「日本酒と中国酒の違い」「日本の独特な鉄道文化」「日本の妖怪文化」など。

■7月2日(金)、早々に来学期(2021年9月開始の前期)の私の担当教科の連絡が大学からあった。①日語会話3(2回生)2クラス、②日本概論[概況](3回生)2クラス、③日本文学名編選読(4回生)2クラス。来学期からも引き続き日本—中国間のオンライン授業の継続なのか、それとも8月10日前後に中国に渡航しなければならないのかは、まだ大学からの連絡はない。(大学の授業は9月から始まる。中国は3週間の厳重な隔離措置(ホテル2週間+自宅1週間)が続いているので、9月からの授業に間に合うためには8月10日までに渡航の必要がある。)

 

 

 

 


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