「おいしい酒を飲む」よりも「おいしく酒を飲む」ほうが、3倍美味い。
おいしく酒を飲むコツは、気のおけない仲間と飲むことだ。
友の遠方より来る うれしからずや で、昨日は福岡出身のオールドフレンド
が蕎麦を手繰りにきた。もちろん「そば前」(そばを食べる前の、お酒)からゆっくり「今」
を語る。孫ができたらしい。福岡は孫さんのホークスが優勝して盛り上がっているけど、
孫(そん)より孫(まご)の誕生のほうが、比べられないくらい幸せそうだった。
酒がいい感じにまわり始めたころ、「このCDいいね」といった。「国貞雅子の新しいCDでMいうねん、いや、いうっちゃ、よかろうが」
と博多弁でいうと、「ほんとうによかね」という。しばらくしたら、電話がなった。「国貞で~す。11月1日よろしくお願いします」
というのと、紹介したい人がいる、といった。片言の日本語で「18日にお世話になるヒラハラです。はじめまして」
とのこと。ニューヨークを中心に活躍しているジャズキードボード奏者で、18日に天真庵でライブをやることになっている。
残念ながらもうすでに満席だけど、すごく楽しみなライブ。24日のルナも国貞雅子と同じく、大石学さんとのコラボで
ぐんぐん歌に研きがかかってきた。そして11月1日は、その大御所・大石学さんが国貞雅子とライブをやる。
いい友に、いい音楽が加われば、鬼に金棒以上に、酒がうまくなる。