MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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新刊、近刊など

2007年05月17日 | 翻訳研究

しばらくさぼってしまいましたが、そろそろ再開します。まず翻訳・通訳研究の新刊紹介を少し。

Anderman, G. (ed.) (2007) Voices in Translation: Bridging Cultural Divides
Anderman, G. and Rogers, M. (eds.) (2007) Incorporating Corpora: The Linguist and the Translator
Lathey, G. (ed.) (2007) The Translation of Children's Literature: A Reader
Cao, D. (2007) Translating Law
Kelly, N. (2007) Telephone Interpreting: A Comprehensive Guide to the Profession
Kuhiwczak, P. and Littau, K. (eds.) (2007) A Companion to Translation Studies

すべてMultilingual Mattersの新刊と近刊。このうち、最後のA Companion to TSは、多様な側面をもつ翻訳研究分野を何とか俯瞰するためのマップを提供することをねらい、エンサイクロペディアよりは内容が充実しており、入門書よりはより複雑な内容を盛り込んだ批判的概説というところである。文化、哲学、言語学、歴史、文学、ジェンダー、劇とオペラ、映画、詩を取りあげている。言語学だけ読んだが、まあいいんじゃないでしょうか。

例会は無事終了しました。今回は柳父章先生や三ツ木先生にも始めてお会いできました。三浦さんとはずいぶん久しぶりでしたが意気軒昂の様子で何よりでした。近日中にJAIS What's NEWに報告をアップします。