MITIS 水野通訳翻訳研究所ブログ

Mizuno Institute for Interpreting and Translation Studies

お知らせ

来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。

『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。

『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。

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「奇談」(=生命の樹)完成

2005年10月05日 | 雑想
ひさびさの更新ですがヒマネタ。待望久しい諸星大二郎の「生命の木」が原作の映画『奇談』がついに完成したようだ。(阿部寛の稗田礼二郎は短髪かよ。)公式サイトはまだ何もないが、ここが詳しい。多少の脚色はあるが、オムニバスにもしないでほぼ原作を踏襲しているようだ。「そもそもでうすと敬い奉るは、天地の御主、人間万物の御親にてましますなり」で始まる「世界開始の科の御伝え」の下敷きになっているのは、『キリシタン書・耶蘇書』(日本思想大系)所収の「天地始之事」。書き出しの一行はまったく同じだ。「ゑわ、あだん、じゆすへる」はここに出てくる。