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科学技術振興調整費:地域再生人材創出、群馬大に国が助成 /群馬

2009-06-26 10:23:59 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【群馬】から転載)
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科学技術振興調整費:地域再生人材創出、群馬大に国が助成 /群馬
 ◇アナログ技術、多文化共生

 群馬大学(高田邦昭学長)は、文部科学省が重要政策課題、目標を実現するために設けている科学技術振興調整費の「地域再生人材創出拠点の形成」分野で、同大学が出した「デジタルを活かすアナログナレッジ養成拠点」と「多文化共生推進士養成ユニット」の2件が採択されたと発表した。

 県内にはデジタル機器をつなぐ、アナログ技術を強みとする企業が集積。だが、大学などではデジタル中心の教育と効率重視で、アナログ技術者の人材育成が不足している。

 同大の「デジタルを活かすアナログナレッジ養成拠点」の構想では、産官学が一体となり、企業内の技術者と大学院生を対象に、研究開発能力の向上などアナログ技術者を養成。関連産業の高度化、ネットワーク化し、新産業創出につなげていく。

 同大は09年度に3800万円、13年度までの5年間に計1億8800万円の助成を申請している。

 また、「多文化共生推進士養成ユニット」は、日系ブラジル人など外国人が多い県の特徴から、教員、医師、行政、企業関係者らを対象に多文化の現状を把握し、効果的な課題解決の方法を企画し、実践できる人材の養成を行う。

 県とも協力し、知事が「多文化共生推進士」を認定。13年度までの5年間に10人以上の認定者の輩出を目標に、5年間で総額1億9000万円を申請している。【庄司哲也】

毎日新聞 2009年6月25日 地方版

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