昨日、臼杵市野津の古民家の現場から戻った後に深ダンプの納車へ。
2つの案件が済んで久々にホッとしていた夕方に深ダンプを納めたお客さんから電話。深ダンプの扉の開閉がよろしくないとの事。はて?今まで深ダンプを製作して納めたお客さんからは不具合の話は何も無いのだけども...。
納車時に、扉の開閉手順をお客さんに説明したものの、もしかしたら上手く伝わっていなかったのかも知れません。
開閉時に、一部破損させてしまっているとの事だったので朝から車輛を預かりにお客さんの所へ。
破損個所を確認しながら話を聞いてみると、やはり扉の開閉手順が違っていた模様。
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左右の扉を上部で固定させるプレートの基部が、開閉に使用するレバーを無理にこじったので変形。この変形でレバーの位置が変わってしまったのでレバーを開位置にした時の保持ステーに掛けられなくなっていました。
変形したプレートを元に戻して、保持ステーを新規に作り直して再度取り付け。ステーの長さを変更しておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e7/1ef2ae12d2987b7989cb4eaa9a86e7f9.jpg)
扉の下部にある2つの係止レバー。このレバーを動かすと、扉が開きます。荷を積んだ状態で扉の正面に立って係止レバーを操作する事はとても危険です。勢いよく開いた扉に弾かれます。
以前に深ダンプを納車したお客さん達に、扉の開け方を確認してみると安全な場所(開いた扉から弾かれない位置)から係止レバーをバタ角で突き上げて扉を開けているとの事。
係止レバーを突き易くする為、レバーの先端に突起部を追加。
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こんな感じでバタ角で係止レバーを突きます。
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破損部の修理が完了。
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この深ダンプは複数の人が使用するらしいので、扉の開閉手順が確実に伝わる様に手順書をA3サイズの紙にまとめて運転席に載せときました。