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第7節

2007-04-25 23:33:47 | Sports:football
 第7節.

 まずは浦和と川崎.浦和は田中を欠いた状態で4バックに不安あり.中盤からのプレスもようやく機能しだしたばかり.対する川崎は森,谷口が戻りようやくチームが安定しだした状態.ただ我那覇の調子の悪さが気になるところ.
 そこに川崎は左サイドに黒津を入れる.これが前半の浦和有利の流れを作り出した.黒津は攻撃的にするために入れたのだろうが,4-4-2にした浦和の右サイドが気になって前に出れず.こうなると3バックの川崎は前の人数が減ってしまい攻撃が機能せず更に押し込まれる展開になる.

 結局前半はその流れを断ち切れないまま後半に.すると何故か川崎がゴール.少ない人数で高い決定力を誇るチームらしいが,このときは阿部が油断していた.あの位置から足が伸びてくるのを予測できていなかったように思う.
 そして追加点は速攻から浦和のCBをサイドにおびき出した上でジュニーニョの正確なクロスから.あれは中がボールウォッチャーになっていたのだろう.
 と色々書いたが,この日は川島のプレーが全てだろう.あれだけ安定していれば簡単に点は取られないだろう.

 川崎はサイドで主導権を取れないときの対応が今後問題になるだろう(まぁ中が強力なのでバランスはいいが).浦和は前から守るようになれば当然後ろにスペースが出来る.これまでと守備の意識を変える必要がある.それにどう対応していくか?だろう.


 次はG大阪と磐田.前半で3点.磐田は何してんの?という感じ.中山の1トップが機能せず.前田の不在が大きい.対するG大阪は二川がこの日は抜群だった.攻撃を支配した感があった.遠藤がそれ程できが良くなかったのでこの活躍は大きかった.
 ただマグノアウベスがやはり本調子から程遠いのか機能しない.バレーもフィットしているとは言いがたいが運動量と高さでカバーしている感じ.家長不在時は前への圧力が減るのでこの存在はありがたい.
 後半は磐田が中山を下げ村井を入れ,更に犬塚を入れたことでチームが安定した.ただ成岡がもっとFW的な動きができればもっと強いチームになるのだろうが.結局追い上げも橋本の駄目押しゴールで打ち消された.

 磐田は前田の不在,福西の移籍で攻撃力が落ち,大田の運動量も生かせない状態だった.今シーズンは苦戦を強いられるだろう.G大阪は首位になったがこの試合は相手の時間を後半に作らせてはいけなかった.こういうのをなくさないと優勝争いは厳しいだろう.
 とりあえず無料放送してくれたスカパーに感謝.


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