京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

世界遺産二条城と清流園

2015-05-09 14:25:00 |  京都散策

2014年10月12日

世界遺産二条城での結婚式

この日は、友人の息子さん(次男の友達でもあります。)
の結婚式が世界遺産の二条城で行われました。

徳川初代将軍家康による築城以来400年以上もの
歴史を刻む「二条城」。

その世界遺産「二条城」での結婚式なんだそうです。
そのことをたまたま知った私達。

せっかく京都に住んでいるんやし、ちょっと見に行ってみようか。。
と、主人と相談し、二条城まで行ってみました。

二条城東大手門

二条城前はよく通るのですが、中に入ったことはあまりありません。 

ず~っと前に、二条城の重要文化財の中で開かれるコンサートの
抽選に応募したら、なんとペアで当たって
主人と聞きに行ったことがありますが、それ以来かな。

東大手門の端の方で待っていたら。。

 やってきました~。

人力車に乗った、次男の友達とお嫁さん。

次男の友達は束帯姿で、お嫁さんは、なんと十二単です。

二人を乗せた人力車は、観光客や外人さんに囲まれて
二人は写真をパチパチ撮られています。。

私たちは、目立たないようにひっそりと見ているつもりだったのですが、

思わず、すご~いと、二人に手を振ってしまい。。

私たちに気づいた二人、こちらを見てにっこり笑ってくれました。

なぜか、頭の冠が本当によく似合う次男の友人。

お嫁さんもとっても可愛いお姫様です。

二人を乗せた人力車は、門の中へと進んでいきました。

これから城内を周遊してから結婚式が始まるようですよ。

清流園での結婚式

清流園で結婚式があると聞いていたので、
私たちも清流園へ、ちょっと行ってみることにしました。

二条城の二の丸庭園、いい雰囲気ですね~。

 清流園に着くと。。

 あら。。 あの向うに見えるのはお二人ではないでしょうか。。

 近づいて見てみるとやっぱりそうですね。

観光客の方たちも、遠回しに二人を見て写真を撮ってられます。

特に外国の方たちには珍しいシャッターチャンス、
自分も入れて写真を撮ってられましたよ。

冠を直してもらっている次男の友達。

二人で何を話しているのでしょうね~。

人力車を引いていた方のはっぴの背中にも
こんな寿の文字が。。

写真撮影が終わった後は、いよいよ
結婚式が行われるようです。

世界遺産の二条城でお式を挙げた二人、
お二人の共通の趣味が、日本のお城巡りだそうで
そんなご縁で二条城でお式を挙げられたのかも。

どうかいつまでも仲良く、幸せになって下さいね。

二条城お堀

その後は、せっかく入場券も買ったので、
二条城を見て回ることにしました。 

 二条城全体は外堀によって守られています。

二条城は、 もともと戦時に味方を守る城郭としてではなく、
幕府の住居として建てられた性格のもの。

だから、石垣もそんなに高くないし、お堀もそんなに広くないんですよ。
戦のない平和な江戸時代を偲ばせる平城なのです。

徳川初代将軍家康が将軍の宿泊所として二の丸御殿を造り、
3代将軍家光のときに本丸と石垣、さらにお壕を完成させたのだそうですよ。

天守閣跡

二条城の天守閣は、伏見城の天守から移築されたもので、
五層の天守が建てられていましたが、
寛延三年(1750年)落雷のため焼失し、
その後再建されなかったそうです。。。と書いてあります。

 

天守閣跡から見た本丸御殿と本丸庭園

二条城の石垣とお堀です。

 

江戸時代をずっと見続けてきた石垣とお堀、その向こうに見えるビル群。
不思議なコントラストですよね~。

過去から現代への入り口が、このお堀の端にあるような感じです。

二の丸庭園

二の丸庭園は、国の特別名勝に指定されている庭園。 

 ほんの少し色づき始めた木々。

作庭の名手として名高い小堀遠州(こぼりえんしゅう)の手による
池泉回遊式庭園だそうです。

 黒い石と綺麗に揃えられた緑の芝、静かに佇む深い緑の池。

 こんな素敵なお庭がすぐそばにあったなんて。。

私たち京都人は、あんまり観光地には行かないので、
却って知らないことも多いみたいですね。

唐門

この豪華な装飾が施された門は、
二の丸御殿の正門にあたる「唐門」(重要文化財)。

 この唐門の下を通って二の丸御殿へ行きます。

二の丸御殿

唐門をくぐった先に見えてくるのが、二条城の中心的な建物「二の丸御殿」です。
将軍京都滞在時の政務や生活の場所として用いられたそうですよ。

御殿の中は写真が撮れないので、中を紹介することはできませんが、

 二の丸御殿は、江戸幕府の始まりから大政奉還、明治維新
そして、現代日本に至るまでの新しい歴史を
見守り続けた重要な史跡なのです。

1994年には、ユネスコ世界遺産にも登録されました。

二条城での結婚式のおかげで、私達も久々に

うぐいす張りの廊下や、
狩野探幽を主とする「狩野派」による金箔を使った襖絵など

桃山文化の粋を極めた優美・荘厳な世界遺産に触れることができ、
素敵な一日を過ごせました。

 

さて、昨年の記事、次はたまたま時代祭の日に
友人と行ったフレンチレストラン信さんです。

    竹屋町寺町 レストラン信

 


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2 コメント

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Unknown (小梅)
2015-05-10 09:11:29
世界遺産二条城での結婚式、素晴らしいですね。
幸せなお二人、たんぽぽさんご夫婦の祝福を受けて嬉しそう(^-^)
新郎さん、新婦さん、お幸せになって下さいね♪

2年ほど前かな、私も二条城に入りました。
お茶席のチケットを買って お抹茶とお菓子を頂きながら綺麗なお庭をゆっくり見たことを思い出しました。

二条城、見ごたえがありますね(^-^)
御殿の中の大政奉還が行われた場所を見て歴史ファンとして感激しました。
私たちが知らない時代を見てきた建物や場所に
立つと歴史ロマンを感じます(^-^)
たんぽぽさんの記事を見ながら江戸時代へタイムスリップした気持ちになりました(^-^)v
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小梅さんへ (たんぽぽ)
2015-05-12 00:34:42
世界遺産二条城で結婚式ができるなんて知りませんでした。

束帯と十二単の二人は、とっても幸せそうでした。
きっと一生心に残る結婚式になったことでしょうね。

小梅さんも二条城に行かれたことがあるんですね。
お抹茶とお菓子を頂きながら綺麗なお庭をり見るなんて。。素敵ですね。

京都にいても、なかなか観光地には行かなくて。。
でも、二条城、こんなに素敵だったんや。。ってちょっと感動でした。

御殿の中の大政奉還が行われた場所、
ドラマや映画でなく、実際にここで大政奉還が
行われたのだと思うと、私も感激でした。
歴史ロマンを感じる。。その通りですよね。
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