京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

竹きし・永遠のゼロ

2014-01-30 00:26:00 | 美術館・観劇・映画・スポーツ

昨年行ったお店の事を続けて書いていますが、
今回は、今年のお話を。

先日の土曜日、久しぶりで主人と映画を見に行ってきました。

見た映画は永遠のゼロ。今話題の作品です。

主人が本を買ってきて読んでいたのですが、
よかったよ~と読み終えた本を貸してくれました。

私も読みたいのですが、今、色々と忙しくて
なかなかじっくり読んでいる時間がないし。。

じゃ~、映画見に行ってみようかという事になったんです。

 

1月18日(土)

お昼ご飯を食べてから行こうという事になり、
花見小路末吉町の竹きしに行くことにしました。

12時の予約にまだ少し早かったので、バスを知恩院前で降り
少し歩くことに。

ドラマの撮影

新橋通りから巽橋を抜けようとしたら、 

 

ドラマの撮影をやっています。

速水もこみちさん主演の浅見光彦シリーズの撮影だそうですよ。

 

 

舞妓さんの向こうに見える、背のすらっとたかい青年が速水もこみちさんです。

太陽の光の出具合いで映像が変わるのでしょうか。。
寒い中、太陽の光具合いが変わるまで、
撮影を立ったままじっと待ってられて。。俳優さんも、大変なんですね。

しばらくして撮影が再開され、なんと私の前2~3メートルの所をもこみちさんが。。

テレビで見るよりももっともっと素敵でかっこよくて、どきどき。

主人も、顔が小さいな~ってびっくりしてました。

素敵なもこみちさんに会えて、今日はとってもラッキーです。

 

竹きし

さて、予約の時間が近づいたので、巽橋を渡って竹きしへ行きます。


 巽橋から見たこの風景は、京都では有名な景色です。

竹きしさんは、巽橋から1~2分の所にある釜飯のお店。

私は友達と何度か行った事があるのですが、主人は今回が初めてです。

 

 

 個室は予約で埋まっていて、私達はカウンター席へ。

 

 頼んだのは、釜飯御膳。

まずは茶わん蒸しが出てきました。

茶わん蒸し大好きの主人も、美味しいな~ってごきげん。

それに、揚げたてあつあつの天麩羅が続いて出てきます。
これも、さくさく美味しいですよ。

釜飯は、色々な種類があって、値段もばらばら。
どの釜飯でも、好きな釜飯が選べるんですよ。
季節に寄ったら、あゆがある時も。。

以前食べた海鮮バターもパエリャ風も美味しかったけど、
本日私はたい、蟹大好きの主人は、やっぱりかにです。

釜飯の蓋をあけると、炊きあがった釜飯からとってもいい匂い。

蟹も鯛も、とっても美味しかったですよ。
底についたお焦げまでしっかりさらって食べました。
だって、このお焦げが美味しんですよね~。

その後に出てきた生麩のきなこと黒蜜がけも美味しいです。

蟹や鯛の釜飯は、それだけでも1800円なのですが、
釜飯御膳にしたら、それに、茶わん蒸し、天麩羅、お菓子までついて2000円。

絶対にお得な、釜飯御膳です。

 

舞妓さんの写真会

満足満足のお昼ご飯のあと、もう一度巽橋に向かって歩きます。

 すると、今度は舞妓さんの写真会にばったり。

ドラマのロケと写真会なんて。。いつもはこんなことないのにね、今日は珍しいです。

 新橋の石畳をタクシーが通っていきますよ。

 こんな風景も、よく土曜ワイド劇場かなんかで出てきそうな雰囲気かな。

 

カカオマーケットバイマリベル

川端通りにでてきたら、こんなハイカラなチョコレートやさんを見つけました。
カカオマーケットバイマリベル、昨年9月にオープンした
量り売りのチョコレートのお店だそうです。

店内は、まるで海外のお店みたいな雰囲気で素敵。

ニュヨーク・ソーホーにあるマリベル店は、
ニューヨークタイムズが最も美味しいと評したチョコレートのお店だそう。。

そんなチョコレートが食べれるのか。。と思って、少しだけ量り売りで買いました。
チョコレート、おいしかったですよ。

 

ムービックス・永遠のゼロ

そして、いよいよ映画館に到着。

主人が戦争の話だと言っていたので、
私は戦争の戦いの話が中心なのかと思っていたのですが、
そうではなく、

お国の為に命を懸けて戦えと言われていたあの時代に、

生きて家族の元へ帰りたいと切に願っていたある兵士が
生きて帰ることのない特攻兵へ志願した謎を探っていく物語でした。

 

本を読んでから見た主人も、本を読むことなく見た私も
それぞれが、心にじ~んと浸みいる物語でした。

ふと、私がこの時代の母で、息子達がもしも戦争に取られていたら。。
なんて思ったらもう駄目。。涙が、もう全然止まりませんでした。 

映画館は、私達以上のもっと年上の人でいっぱいかと思っていたのに、
若い人たちが多くてびっくり。

若いカップルや、男女のグループ、男の子達だけの仲間。。

映画館の外では、楽しそうに結構騒いでいた若者が
映画が始まると、し~んと一言も話すことなく静かに映画に見入っています。

若い人たちが、こういう映画を見て、

同じ世代の前途ある若者が、戦争の時代に生まれたばかりに

悲壮な覚悟の中、日本の未来を信じて、
夢を果たす事もなく命を落としていった事を知り

戦争のむごさや悲惨さを感じてくれるのは、本当にいいことだなって思いました。

 

 

PS:

この映画の影響で、今、鹿児島知覧の特攻平和会館へ行く人が
増えていると聞きました。

私達は、その特攻平和会館にも行った事があります。

知覧の特攻平和会館で、実際に特攻隊となって散っていった
若者たちの、明るい顔、優しそうな顔、まじめな顔、笑った顔。。
色々な顔写真を見て、本当に胸が苦しくなったのを思い出します。

私達が行った時の記事は、

こちら   九州旅行3 鹿児島長崎鼻・知覧  です。

 

 

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