森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

September

2018-09-07 | 日記


 九月に入るとすぐに台風がやってきて、大暴れして通り過ぎました。
 ホッとひと息つくひまもなく今度は大地震です。
 
 森の人も生きものも疲弊してしまいました。



 災害がおこるたびに「想定外」や「観測史上初」の言葉がおどります。
 
 書棚を背景にした賢人や知識人が登場して「その原因はなにか?」とか「過去の
 災害の歴史」などを教えてくださいます。
 そして最後に「おこるべくして おこったのです」と締めくくります。

 作業服の政治屋さんたちは美しい「絆」を謳い、まだ埋まっているのに「復興予
 算」の話をし、絶えず庶民に気にかけてくれています。

 マスコミの人たちも大忙し、みんな張り切っています。

 本当にありがたいことです。



 なのに、秋は何事もなかったかのように静かに訪れています。


                                 動(yurugi)