森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

猛暑

2017-07-15 | 日記
 今年の夏の北海道は、ちよっと異常な暑さに見舞われています。
 この森はまだ楽な方ですが、近くの街では30℃を超える気温がもう何日も続いています。
 内陸ではさらに酷くて、北見や帯広が熊谷、舘林よりも高温になっています。今までの常
識からはまったく信じ難いことです。いったいどうなっているのでしょう。



 ふと窓を見ると、野の小菊が顔を覗かせていました。
 いや~びっくり。というのも、毎年真夏に咲く見慣れた花なのですが、この高さまで伸び
たのは初めてのことです。ゆうに人の丈はあるのです。
 もしかしたら、これも酷暑の影響かもしれません。

 急激に変化しだした環境に、人間はなんとか対応できるけれど、動植物にとっては大変辛
いものなのでしょう。この先進化して生き延びるもの、これで絶えるもの、かれらにとって
また新しい試練の時代に入ったようです。


                               動(yurugi)