昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

福山市「熊ヶ峰」の山歩き

2010年04月25日 | 山歩き
4月21日、福山市熊野町の「熊ヶ峰」に登りました。



「熊ヶ峰」へ登る途中、北東方向に見える福山市街の景色です。

手前の山の下には芦田川が流れ、写真右側にはJFEスチールの工場が広がっています。



「熊ヶ峰」周辺の地図で、芦田川の西を走るグリーンライン沿いに見える山です。

グリーンラインは、芦田川の西岸水呑町から鞆町を結ぶ県道で、国道2号から南の芦田川西岸は沼隈半島です。

「熊ヶ峰」の北西にはテレビ塔のある「彦山」があります。



グリーンライン沿いに広い駐車場と、「熊ヶ峰」の登山口があります。

駐車場の南側に八角形の東屋風の建物と、「熊ヶ峰ひろば」「熊ヶ峰438M」の看板が見えます。



駐車場の北側に登山口があり、桜の木の左右から新旧2本の道が始まっています。

登りは右手の旧道、下りは左手の新道を歩きました。

天候が不安定で、4月下旬になっても桜の花がたくさん残る珍しい年になりました。



一部の花は散り、若葉が芽を出していますが、まだまだ花がいっぱいの桜です。

この日は晴れたり曇ったりの天気で、この写真は下山した晴れの時の写真です。



駐車場の端にあった「熊ヶ峰のんびり登山道」と書かれた案内図です。

山頂標高438Mとありますが、登山口の標高は約370Mで、標高差は60~70M程度で、のんびり歩いても頂上まで10分程度です。



登山道の旧道を登って行くと、ツツジが満開でした。

登り道は薄曇りでしたが、ツツジの花に気持が明るくなりました。



約3分の1登った場所に山崩れがありました。

まだ通れるようですが、すぐ隣の旧道を迂回しました。



山崩れの場所から西の松永湾が一望出来ます。

右手に松永の街、正面に「みろくの里」の観覧車が見え、その向こうは尾道水道です。

西方向の景色は、頂上では木に遮られ、ここが一番の場所のようです。



「熊ヶ峰のんびり登山道」の案内図にあった中間地点の休憩処です。

下りに通った新道にあり、ここから福山市街が見えました。

この付近に「頂上まで200m」の標識があります。



広い頂上の広場の中心に丸木で造られた展望台があり、隣にケルンが見えます。

ケルンの後方に石碑があり、標高と合わせて「沼南アルプス最高峯 熊ヶ峯」の文字が刻まれていました。

「沼南アルプス」は、上の地図にある「彦山」(標高430m)と、「熊ヶ峰」との間にある「葛城山」(標高420m)の三山の総称のようです。

この辺りは沼隈半島東部のやや北にあり、「沼南」は、?です。



丸木の展望台から見た福山市の海岸に近い周辺の眺望です。

幸い雲間から太陽が出てきてしばらくこの景色を楽しみました。

しかし、この方向以外、頂上からの眺望は、木立の成長のためか、今一つでした。

「熊ヶ峰」の滞在は、花や景色をゆっくりと楽しみ、約45分でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。