南ドイツ・スイス旅行4日目、「ノイシュヴァンシュタイン城」を最後にドイツからスイスへ向かいました。
12:30頃、「ノイシュヴァンシュタイン城」を出発、スイス東北部のボーデン湖東岸で、オーストリア領を通過してスイスに入りました。
スイス最初のスポットは、「アルプスの少女ハイジ」の物語に出てくるスイス東部の町「マイエンフェルト」にあるハイジの村です。

ツアーのバスが停まったのは16時過ぎ、町外れの木立の中にある「ハイジの泉」(写真右下)のそばでした。
このような泉が小説「アルプスの少女ハイジ」の物語にあった記憶はなく、ハイジの村に続く散策道を歩く人のための水飲み場となっているのかも知れません。
向うに高い峰がそびえ、あの麓に、昔見たアニメの物語のような風景が見られると期待が膨らみます。

石で作られた「ハイジの泉」です。
写真下二枚は、ハイジ像の拡大写真ですが、昔のアニメで見た可愛らしさはなく、男の子に負けないおてんばな顔に見えます。
これがスイスの人が小説から感じたハイジのイメージなのでしょうか。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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ハイジの泉 HeldibTUnnen
おてんばなハイジを発見
白樺の林に囲まれた公園にある記念碑の泉。赤の道(下の案内図の道)からは200mほど離れたところにある小さな泉なので、見落とさないように注意。
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「タビトモ スイス」(出版 JTBパブリッシング)に掲載されていた「マイエンフェルト」の案内図を拝借させて頂きました。
バスは、左上の「ハイジの泉」(2)に立ち寄り、次にその東にある「ハイジホフ」(3)へ行き、そこから徒歩で「ハイジハウス」(4)の周辺を見物しました。
オレンジ色の道、ハイジショップ(1)~「ハイジの泉」(2)~「ハイジホフ」(3)~「ハイジハウス」(4)~ハイジショップ(1)と廻るコースは「赤の道」と呼ばれ、「ハイジハウス」(4)から「ハイジアルプ」(図右上)を廻るコースを「青の道」と呼んでいるようです。
又、黄緑に塗られた場所は、少し標高が高くなっています。
案内図の右下隅は、スイス全域の地図で、赤い星印が「マイエンフェルト」の場所です。
図左下の鉄道に並行して西側をライン川が流れていました。
ライン川は、ここから南西に約100Kmのアンデルマットの東に源流があり、ドイツ、スイス、オーストリアに接するボーデン湖を通り、オランダで北海に注いでいます。

ツアーのバスが停まる「ハイジホフ」(3)の駐車場の風景です。
「ハイジホフ」は、ホテル・レストランがある施設で、右下は、お店の看板の写真です。
「hof」は、ドイツ語で「庭」の意味で、散策コース「赤の道」の休憩地点でもあるようです。
ここから徒歩で、「ハイジハウス」(4)へ向かいました。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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ハイジホフ Heldlhof
小高い丘に立つホテルレストラン。ロケーションも良いので食事を楽しみながら休憩しよう。宿泊もできる。
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「ハイジホフ」(3)の駐車場から「ハイジハウス」(4)へ向かう山道の風景です。
写真下段は、向うに見える家の手前にある白い案内板です。
案内板には日本語表記でも「ようこそオリジナルのハイジの家」とあり、道から一段高い場所に見える建物が「ハイジの家」です。
写真右は、案内板に掲載されたハイジのイラストですが、ワイルドな「ハイジの泉」の石像とは違い、可愛らしい女の子に描かれています。

ハイジとおじいさんが冬に住んだ家をイージして建てられた「ハイジハウス」の風景です。
家の手前を左に進むと駐車場へ帰る道で、右端に木彫りの牛の像があり、子供連れの家族がくつろいでいます。
「ハイジハウス」の中は物語の生活の様子が再現されているようでしたが、余り時間もなく付近を散策しました。
誰もいない家の中を一人で見学したツアーの人の話では、等身大の人形がチョット怖かったそうで、二人以上で見た方が良いのかも知れません。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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ハイジハウス
ハイジの冬の家
ハイジたちの家を再現。内部は博物館となっておりハイジたちの暮らしの様子を展示。ハイジのリアルな人形にも会える。隣接するドルフラー夕の2階は、ハイジの絵本や資料を展示するヨハンナ・シユピリ・ミュージアムになっている。
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「ハイジハウス」の裏庭の風景です。
丸木をくり抜いた水槽がありますが、羊飼いのおじいさんの家と考えると、羊の水飲み場でしょうか。
壁の下に積まれたマキや、屋根の上の煙突を見ると、冬を越す家の雰囲気が感じられます。

「ハイジハウス」の前の道の脇にあったハイジの村の案内板がありました。
上段が案内板の全体、下段が付近の地図のようです。
地図の(5)の場所が「ハイジハウス」、ジグザグ道を上に登って行くと「ハイジアルプ」(夏の家)があります。
「ハイジアルプ」は、かなり高い場所のようで、雄大な風景が見られるものと思われます。

「ハイジハウス」の近くから山に登る道を少し登って見下ろした風景です。
右の建物が「ハイジハウス」(博物館)で、左の建物が「ドルフラーダ」(ミュージアムショップ)、向うに見える高い山との間にはライン川沿いの平地が続いています。
向うの高い山は霞んで見えず、アニメで見た雄大なアルプスの風景は見えませんでした。

「ハイジハウス」を背に通りの東を見た風景です。
案内図には「ハイジドルフ」(ハイジの村)とありますが、周囲に見える家は数軒でした。
左の建物が次の写真の建物で、右手に「ドルフラーダ」の建物、その向こうに広場があります。
牛の像はみえるものの、ヤギの姿も見えない静かな通りの風景でした。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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冬を過ごした村
ハイジドルフ
ハイジたちが過ごした村のモデル。広場ではヤギたちが木陰で休憩をする姿や、子供たちとじゃれあう光景が見られる。
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広場の北に面した建物の風景です。
中段の写真は、壁の右上に描かれた紋章です。
左の青地に三つ星は、マイエンフェルトの紋章、その右の三つの紋章は、組み合わせるとグラウビュンデン州の紋章になるようです。
下段の写真は、家の前の花咲く庭の風景で、左は「白雪姫と七人の小人」の人形の一部で、その右にも小人と思われる人形と、なぜか夫婦の人形がありました。
集落の広場の前の建物に地域の紋章を掲げているものの、地域観光を代表するハイジとは無関係の白雪姫の人形を飾ったギャップが楽しいお家でした。

上段のお家を背に広場を見た風景です。
道の脇に泉が作られ、右手に「ドルフラーダ」(ミュージアムショップ)が見えます。
広場の向こうの柵にはツアーの人たちがマイエンフェルトの風景を見下ろしています。

広場からマイエンフェルトを見下ろした風景です。
向うの山の中腹にも集落が見られ、ライン川は向うの山の麓を流れていたようです。
高い山が霞んで、雄大な風景は見られませんでしたが、初めてのスイスの田舎の散策は物珍しく、すがすがしいものでした。
12:30頃、「ノイシュヴァンシュタイン城」を出発、スイス東北部のボーデン湖東岸で、オーストリア領を通過してスイスに入りました。
スイス最初のスポットは、「アルプスの少女ハイジ」の物語に出てくるスイス東部の町「マイエンフェルト」にあるハイジの村です。

ツアーのバスが停まったのは16時過ぎ、町外れの木立の中にある「ハイジの泉」(写真右下)のそばでした。
このような泉が小説「アルプスの少女ハイジ」の物語にあった記憶はなく、ハイジの村に続く散策道を歩く人のための水飲み場となっているのかも知れません。
向うに高い峰がそびえ、あの麓に、昔見たアニメの物語のような風景が見られると期待が膨らみます。

石で作られた「ハイジの泉」です。
写真下二枚は、ハイジ像の拡大写真ですが、昔のアニメで見た可愛らしさはなく、男の子に負けないおてんばな顔に見えます。
これがスイスの人が小説から感じたハイジのイメージなのでしょうか。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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ハイジの泉 HeldibTUnnen
おてんばなハイジを発見
白樺の林に囲まれた公園にある記念碑の泉。赤の道(下の案内図の道)からは200mほど離れたところにある小さな泉なので、見落とさないように注意。
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「タビトモ スイス」(出版 JTBパブリッシング)に掲載されていた「マイエンフェルト」の案内図を拝借させて頂きました。
バスは、左上の「ハイジの泉」(2)に立ち寄り、次にその東にある「ハイジホフ」(3)へ行き、そこから徒歩で「ハイジハウス」(4)の周辺を見物しました。
オレンジ色の道、ハイジショップ(1)~「ハイジの泉」(2)~「ハイジホフ」(3)~「ハイジハウス」(4)~ハイジショップ(1)と廻るコースは「赤の道」と呼ばれ、「ハイジハウス」(4)から「ハイジアルプ」(図右上)を廻るコースを「青の道」と呼んでいるようです。
又、黄緑に塗られた場所は、少し標高が高くなっています。
案内図の右下隅は、スイス全域の地図で、赤い星印が「マイエンフェルト」の場所です。
図左下の鉄道に並行して西側をライン川が流れていました。
ライン川は、ここから南西に約100Kmのアンデルマットの東に源流があり、ドイツ、スイス、オーストリアに接するボーデン湖を通り、オランダで北海に注いでいます。

ツアーのバスが停まる「ハイジホフ」(3)の駐車場の風景です。
「ハイジホフ」は、ホテル・レストランがある施設で、右下は、お店の看板の写真です。
「hof」は、ドイツ語で「庭」の意味で、散策コース「赤の道」の休憩地点でもあるようです。
ここから徒歩で、「ハイジハウス」(4)へ向かいました。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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ハイジホフ Heldlhof
小高い丘に立つホテルレストラン。ロケーションも良いので食事を楽しみながら休憩しよう。宿泊もできる。
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「ハイジホフ」(3)の駐車場から「ハイジハウス」(4)へ向かう山道の風景です。
写真下段は、向うに見える家の手前にある白い案内板です。
案内板には日本語表記でも「ようこそオリジナルのハイジの家」とあり、道から一段高い場所に見える建物が「ハイジの家」です。
写真右は、案内板に掲載されたハイジのイラストですが、ワイルドな「ハイジの泉」の石像とは違い、可愛らしい女の子に描かれています。

ハイジとおじいさんが冬に住んだ家をイージして建てられた「ハイジハウス」の風景です。
家の手前を左に進むと駐車場へ帰る道で、右端に木彫りの牛の像があり、子供連れの家族がくつろいでいます。
「ハイジハウス」の中は物語の生活の様子が再現されているようでしたが、余り時間もなく付近を散策しました。
誰もいない家の中を一人で見学したツアーの人の話では、等身大の人形がチョット怖かったそうで、二人以上で見た方が良いのかも知れません。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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ハイジハウス
ハイジの冬の家
ハイジたちの家を再現。内部は博物館となっておりハイジたちの暮らしの様子を展示。ハイジのリアルな人形にも会える。隣接するドルフラー夕の2階は、ハイジの絵本や資料を展示するヨハンナ・シユピリ・ミュージアムになっている。
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「ハイジハウス」の裏庭の風景です。
丸木をくり抜いた水槽がありますが、羊飼いのおじいさんの家と考えると、羊の水飲み場でしょうか。
壁の下に積まれたマキや、屋根の上の煙突を見ると、冬を越す家の雰囲気が感じられます。

「ハイジハウス」の前の道の脇にあったハイジの村の案内板がありました。
上段が案内板の全体、下段が付近の地図のようです。
地図の(5)の場所が「ハイジハウス」、ジグザグ道を上に登って行くと「ハイジアルプ」(夏の家)があります。
「ハイジアルプ」は、かなり高い場所のようで、雄大な風景が見られるものと思われます。

「ハイジハウス」の近くから山に登る道を少し登って見下ろした風景です。
右の建物が「ハイジハウス」(博物館)で、左の建物が「ドルフラーダ」(ミュージアムショップ)、向うに見える高い山との間にはライン川沿いの平地が続いています。
向うの高い山は霞んで見えず、アニメで見た雄大なアルプスの風景は見えませんでした。

「ハイジハウス」を背に通りの東を見た風景です。
案内図には「ハイジドルフ」(ハイジの村)とありますが、周囲に見える家は数軒でした。
左の建物が次の写真の建物で、右手に「ドルフラーダ」の建物、その向こうに広場があります。
牛の像はみえるものの、ヤギの姿も見えない静かな通りの風景でした。
■タビトモ スイス(JTBパブリッシング)より
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冬を過ごした村
ハイジドルフ
ハイジたちが過ごした村のモデル。広場ではヤギたちが木陰で休憩をする姿や、子供たちとじゃれあう光景が見られる。
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広場の北に面した建物の風景です。
中段の写真は、壁の右上に描かれた紋章です。
左の青地に三つ星は、マイエンフェルトの紋章、その右の三つの紋章は、組み合わせるとグラウビュンデン州の紋章になるようです。
下段の写真は、家の前の花咲く庭の風景で、左は「白雪姫と七人の小人」の人形の一部で、その右にも小人と思われる人形と、なぜか夫婦の人形がありました。
集落の広場の前の建物に地域の紋章を掲げているものの、地域観光を代表するハイジとは無関係の白雪姫の人形を飾ったギャップが楽しいお家でした。

上段のお家を背に広場を見た風景です。
道の脇に泉が作られ、右手に「ドルフラーダ」(ミュージアムショップ)が見えます。
広場の向こうの柵にはツアーの人たちがマイエンフェルトの風景を見下ろしています。

広場からマイエンフェルトを見下ろした風景です。
向うの山の中腹にも集落が見られ、ライン川は向うの山の麓を流れていたようです。
高い山が霞んで、雄大な風景は見られませんでしたが、初めてのスイスの田舎の散策は物珍しく、すがすがしいものでした。