昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
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北海道旅行No.5 釧路湿原 釧路川河畔に舞い上がる丹頂鶴

2011年06月23日 | 北海道の旅
北海道旅行2日目6/4(土)、阿寒湖近くの「滝見橋」を後にして釧路湿原の北部西岸にある「コッタロ湿原展望台」を目指しました。

「コッタロ湿原展望台」からは、東岸の「サルボ展望台」付近まで釧路湿原を横断する道路を往復し、西岸南にある「北斗遺跡展示場」へ16:30頃までに到着することとしていました。



釧路湿原の北部西岸にある「コッタロ湿原展望台」から南東方向の眺望です。

「コッタロ湿原展望台」は、小高い山の上にあり、広大な釧路湿原を見渡すことが出来ます。

展望台のすぐ下を釧路湿原を横断する道路と、「コッタロ川」が流れ、横断道を約1Km進んだ辺りで「屈斜路湖」を源流とする釧路川に合流します。



釧路湿原周辺の地図で、地図に記した番号は、歩いた順です。

広大な釧路湿原の両岸には小高い山の上に造られた展望台が造られています。

右下に添付した拡大地図は、今回紹介する「コッタロ湿原展望台」から「二本松橋」を経由して、シラルトロ湖の東岸にある「冷泉橋」までのエリアになりです。

「コッタロ湿原展望台」付近から「二本松橋」付近まで、釧路湿原を横断する道路は、そのほとんどがダートコースでした。



「コッタロ湿原展望台」の中腹から上って来た階段を見下ろした風景です。

駐車場から左右にトイレのある建物を通り抜け、急な階段を上ってきました。

展望台の頂上には更に急な坂道があり、中腹の眺望で妥協しました。



南東方向をズームで撮った風景です。

はるか向こうに山並みが見え、そのすぐ下に見えるのは「シラルトロ湖」でしょうか。

眼下には「コッタロ川」の不規則に蛇行する流れの向こうに、薄い若葉が出始めた低木が広がっています。



「コッタロ湿原展望台」から北北西方向にコッタロ川上流の湿原が広がっています。

湿原に見える湖面は、向こうの岬付近から流れて来るコッタロ川の支流が合流する辺りと思われます。

ここは「コッタロ湿原展望台」を紹介する写真によく見られる風景です。



「コッタロ湿原展望台」から南南東の「二本松橋」まで延々と続くダートコースです。

道路のすぐ左を釧路川が流れ、所々に釣り人の車が駐車していました。

釧路川に棲む幻のイトウの話を聞いたことがありますが、この辺りにもいるのでしょうか。



道路脇に数台の駐車場スペースがあり、立寄って「釧路川」を見物しました。

平原を蛇行しながらゆったりと流れるイメージとは違い、やや早い流れが続いていました。



「釧路川」の写真を撮っていたら東岸から飛び立つ丹頂鶴と思われる鳥を妻が見つけました。

一羽と思ったら更に上空にもう一羽いたようで、二羽はつがいだったのでしょうか。

鶴は、すぐ近くの西岸の草原に舞い降りましたが、草に隠れて見えなくなりました。



釧路湿原の横断を終える「二本松橋」の上から北の上流方向を見た風景です。

カヌーが下って来るのが見えます。

「二本松橋」の下流には釣りをする人も見え、週末の釧路川を楽しんでいました。



「シラルトロ湖」の東岸にある「冷泉橋」です。

釧路湿原の東岸を走る国道391号にある「冷泉橋」は、そぐそばに駐車場もあり、「シラルトロ湖」がよく見渡せるポイントでした。



「シラルトロ湖」の風景です。

地図では対岸の釧路湿原の中を「釧網本線」が走っています。

軟弱な湿原の地盤を重量のある鉄道列車が走るのは大丈夫なのかと気になります。

12:40頃でしたが、霧が出始めています。

この後、徐々に霧が濃くなり、同時に気温が下がってきました。




「コッタロ湿原展望台」の下の建物に掲示されていた写真です。

写真には「9月夕暮れのシラルトロ湖」とあり、この辺りから見た夕焼けの風景のようです。

暮れてゆく湖の向こうに広大な湿原が紅く染まっています。

釧路湿原の東岸では西岸に広がる雄大な夕暮れの風景が素晴らしいようです。

小高い山にある、「細岡展望台」からの風景が観光案内にあり、連泊する釧路の翌日夕方の予定としました。