昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

「えさし藤原の郷」で見た「江刺鹿踊」

2008年05月12日 | 東北地方の旅
「えさし郷土文化館」の見学を終え、隣の「歴史公園 えさし藤原の郷」へ行きました。
「えさし藤原の郷」にはテレビドラマで使われた奥州藤原氏や、源義経にまつわる建物や、多くの歴史的建物を模したオープンセットが作られ、残されています。



「えさし藤原の郷」の中央にある政庁のステージで「江刺鹿踊(えさししかおどり)定期公演」があり、見物しました。

これは、「第5回江刺りんご皮むき大会」「加藤茶 爆笑トークLIVE」のイベントの合間に行われていました。



「江刺鹿踊」は、地元の高校、岩谷堂農林高校の鹿踊同好会によるものでした。
手前の女子高校生は、長い鹿の角が、からんだものを直しているようです。



太鼓は、単純なリズムを繰り返してたたかれ、時折体を左右に回したり、お辞儀をして角を地面にたたきつけるように踊っていました。

旅行前の下調べで「鹿踊り」を知り、出来れば見たいと思っていました。
このブログで2008-02-08に掲載した「遠野市立博物館」玄関前の「獅子踊り」の銅像 で鹿の面をした「獅子踊り」を紹介しました。
まさか、ここで見ることができるとは思ってもいませんでした。

広い会場に太鼓の音が響き、伝統的な踊りに大勢の人が見入っていました。



伝統的なお面と、衣装の様子です。
高校の同好会では、このようなすばらしい衣装や、お面、太鼓を揃える費用は大変だと思います。