加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

干支(羊)凧の制作(1)

2014年11月29日 | 凧の制作
干支の凧作りは平成13年の巳年から始まりました。
各地の凧揚げ大会に参加した時に凧友の方からその年の干支を書いた凧を頂くことが何度もありました。
全国各地には郷土の凧がありその形の中で大入りと大書した字型の中に干支が可愛く書かれたものがありました。
浜松凧の会の長老の方々と懇意にしていただいて、凧に関して色々教えていただいたのですが、干支の凧の形について相談したら「浜松で作っている形にしたらよかろう」と助言を頂き早速その形で干支凧を作り始めました。
凧の竹骨は平割りの凧が多いのですが、浜松の凧の骨組みは柾割で作っています。

[竹の準備]
反射型のストーブで竹を炙り曲りを矯正します。それと熱を加えることで竹が硬くなります。


横骨の曲りを左右同じになるよう調整します。斜め骨も左側、左側も曲りがそろうように調節します。

(横の竹骨の曲りが不揃い)

(横の竹骨の曲り調整が完了)

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