加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

東北紀行(3-2)

2018年05月18日 | 各地の凧揚げに参加しました

平成30年5月12日 秋田県から青森県に入り十和田湖を後にして国道405号線を八戸方向へ走行します。
途中、道の駅しんごうへ立ち寄り小休憩を取り車を進めると「キリストの墓」と書かれた看板があったが、なぜキリストが日本にいるのと一瞬思ったが、スルーしてしまった。
五戸という地名が出てきた。青森県では一戸、二戸、三戸、五戸、六戸、七戸、八戸、九戸まであるがなぜか四戸は無いのだそうだ。ちなみに「戸」は「へ」と発音している。

八戸市内に入るとようやく大きな建物が立ち並び、車も多くなり大きな町に入ったと実感できました。
市内のスーパーのイートインコーナーで昼食を食べ、今回はウミネコが沢山生息している蕪島神社を見たいと思っていたので車を走らせました。

蕪島神社の周りは工事用の仮囲いで入れなくなっていました。説明文では2015年11月15日に原因不明の出火で社殿が消失し現在再建工事中とのことでした。

(工事中の蕪島神社)

(蕪島神社の参道)

(神社再興の案内)

それでもウミネコは神社周辺に沢山いました。道路際の草地にも羽を休めたウミネコが観光客が横を歩いていても逃げようとはせず、ウミネコの世界に人間が遠慮をして通行しているような錯覚を覚えました。

(羽を休めるウミネコ)

蕪島神社を後にいよいよ種差海岸インフォメーションセンターに到着しました。
仙台凧の会のメンバーが凧作り教室を開催しているので挨拶をし、種差天然芝生地へ向かうと凧作り教室で作った凧や春田氏が凧を揚げていました。
天気は良いのですが風は強く12~15㎧の烈風である。
風の様子を見るために先日作った変形六角凧を揚げる。強風の中を一本糸目ながら飛揚する。次に変形六角凧の真中を抜いた凧を揚げると、穴が開いている分良く飛揚してくれた。

(変形六角凧)
次に婦くら雀の凧の45cmのタイプを揚げると風に負けずに良く飛揚しました。

(45cmの婦くら雀)
90cmの強風用に尻尾を20m付けて揚げると「ビー」とウナリを響かせて高く飛揚した。
時々、風が弱まると凧は下がるのですが、風が強くなると「ビー」と高い音を出して揚がっていきました。

(90cmの婦くら雀)
東日本大震災の垂れ幕凧を揚げると折からの強風で高く飛揚しました。

(垂れ幕凧)
右側の緑地では青森のメンバーの津軽凧がバタバタと紙ウナリを響かせ高く飛揚しています。
もし明日雨が降っても今日これだけ凧を揚げたので満足と凧を降納し民宿石橋へ。

民宿に入ると女将さんが出迎えてくれました。この民宿は大女将、女将、若女将の三代の女将さんがいると聞きびっくりしました。

食堂で懇親会が始まりました。今回の宿泊は青森から4名、仙台から4名、東京から吉永さん、千葉から春田さんご夫婦、そして私達夫婦の合計13名。

(懇親会)

(懇親会)
こじんまりとした集まりで色々な話で盛り上がりました。
本日の走行キロは127㎞でした。
明日の天気が気に懸りますが、雨は無いようです。

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東北紀行(3-1)

2018年05月18日 | 各地の凧揚げに参加しました

平成30年5月12日 目覚めて駐車場を見ると10台程P泊の車がいました。
昨夜は道の駅をゆっくり見れなかったので周りを散策しました。

(道の駅正面)

(門の奥に広い駐車場が)

(P泊の車)
軽く朝食を済ませ、十和田湖に向かって出発しました。
国道103号線を東進すると大湯という街に出ました。道の駅の案内板があり、左折するとホテル鹿角の道を挟んだ向かい側に、最近OPENした「道の駅おおゆ」がありました。

(道の駅おおゆの看板)

(おおゆの看板)
この道の駅は新国立競技場の設計者である、隈研吾氏の設計だそうです。
建物全体が木材で構成され、建物の外側には大きなガラスがはめ込まれています。

(道の駅正面)

(道の駅裏面)

室内には木製のワッカが間仕切りのように配置されているのが外から見て取れます。

(仕切りかな?)
建物の裏側には足湯スペースが2ヶ所設けられており、早速この足湯を利用させてもらうととても温まりました。

(子供用足湯)

(画面奥側に行くと熱くなる足湯)

(足湯を利用)
トイレも斬新なもので、高級ホテルのトイレのようでした)

今年4月28日にOPENしたそうで、P泊の利用者も数台でしたがこれからは利用者も増えそうです。

大湯を出て国道103号線を北上すると、水力発電所の近くに余水路と書かれた看板があり30~40m位の高さから滝のように水が流れていました。帰宅後調べて見ると水力発電用ダムから溢水させるための水路であることが分かりました。
道路の際に滝のようになっているのは珍しい光景でした。

(水力発電所の余水路)

(103号線沿いの川)
十和田湖を一望できる展望台に着きました。発芽峠第一展望台と書かれています。

(案内看板)

展望台に登って見ると風が強くとても寒いのですが、眼下に十和田湖が一望できました。天気は良いのですが向こう岸が霞んで見えるのが残念でした。
風と寒さに耐えられず車に戻り峠道を下ると、道路脇には残雪が残っていました。


十和田湖畔に着き、乙女の像を見るのに駐車場を探すと大きな駐車場があり、1回500円と書かれており、何時間も止めるわけでもないのに割に合わないので止めました。
十和田湖は西湖が秋田県、中湖と東湖が青森県になっているようで、2つの県にまたがっていることを今回の旅で初めて知りました。

 

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