加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成28年の干支凧を作る(3)

2015年12月06日 | 凧を作る
平成27年12月6日 昨日色を塗った干支の凧を仕上げました。

凧の上部に2か所、凧の下部に1か所の3本の糸目糸を縛り、糸目位置を上から25%の位置に合わせます。

ジュートの紐の尻尾を付けて揚げるので上糸目としています。
それと凧の裏面の横骨に反り糸を縛り、尻尾を縛る竹に縛り糸を付けて完成です。


(完成した干支凧)

(申年の干支凧)

申年の由来として「申には悪い因縁や病が”去る”ともいわれ縁起の良いものと考えられていました。
また赤い物を身に付けると災いがないともいわれ、赤い下着をおくることもあるそうです。
猿は家族が仲良くしていることから、申年は家族が仲良く生活できますようにとの願いも込めて干支凧を作りました。
コメント