加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

大入り凧(キャラクター編)

2015年12月03日 | 凧を作る
平成27年12月3日 今年の干支の凧を作りながら、キャラクターを入れた大入り凧を製作しています。

キャラクターは小松市の子供歌舞伎の隈取の図柄と弁慶の”カブッキー”のキャラを大入りの文字の中に書きこんだ凧を作ることにしました。
大入りのみの中に絵柄を書き込み彩色します。

(歌舞伎の隈取)


(カブッキー)

絵柄を彩色した物に裏側から竹骨を貼り合わせます。
私の場合凧絵を描き、骨組みを貼り合わせてから周りを彩色して仕上げる方法にしています。

今日は骨組みも完成し、まわりの彩色をして凧を仕上げます。


(隈取凧の表面)

(隈取凧の裏面)

カブッキー凧の周り赤色を塗り凧の形が出来上がった。後は糸目をつけるだけ。
さて、隈取凧の色を入れるのですが、従来通り大入りの字型の外側に赤色を塗るか、それとも絵柄の周りに赤色を入れるかで迷ったが絵柄の周りに入れることにしました。
色を入れた凧に糸目を付け凧が完成しました。


(隈取凧完成)


(カブッキー凧完成)

この小松バージョンの大入り凧は小松市の知人に貰って頂く予定です。
 


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