加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成27年 凧・絆プロジェクト10

2015年03月11日 | 3・11 凧絆プロジェクト
今日の午後2時46分に合わせて私の作った50枚の連凧を揚げる予定でしたが、昨日からの大荒れの天気が今日も続いて雪混じりの突風が吹き荒れています。
10㍍を超えた風が吹き荒れています。とても凧を揚げられる状態ではないので、3月5日試し揚げをした時と先日の日曜日の凧揚げに映した連凧の写真を貼りました。


(3月5日の試し揚げ)

(3月8日慰霊の凧揚げ)

新聞報道では
「大震災の発生から4年を迎えますが、岩手、宮城、福島の被災3県で2,584名の方が行方不明のとなっています。
被災地では住宅再建のための工事が盛んに行われていますが、まだ被災3県で80,372名の方がプレハブの仮設住宅で暮らしている。」と報道されています。
『もう5年目になるのですね!、まだ4年しか経っていない!』と聞こえてきますが、でも復旧はまだ先のようですが皆で支えあっていきたいものです。

大震災の記憶が年々風化していっているのではないかと危惧しているのは私だけでしょうか?、報道関係で取材されても新聞に載らないこともあります。
また、震災の翌年は各地の凧の会も慰霊のための凧を揚げていたのですが最近は新聞紙面で見ることも少なくなりました。
私達の出来ることは小さなことですが毎年10枚づつ連凧として繋いで震災の記憶が風化しないよう心がけていくことだと思います。 ― 合掌 ―


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