加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成27年 凧・絆プロジェクト4

2015年03月01日 | 3・11 凧絆プロジェクト
印刷された「友」の文字を切取りダイヤ凧のポリシートに貼りつけました。


裏側に連凧用ジョイントを使い竹ひごを貼りつけて10枚が出来上がりました。


2011年には被災地の子供たちに送った「絆」を書いたダイヤ凧を先頭に、小松の学童野球の子供たちと作った「夢」という名のダイヤ凧、白山市内の学童保育のクラブの子供たちと作った「ニコニコマーク」と「祈「という名のダイヤ凧40枚を昨年から連凧にして作りました。
そして、今回の「友」の連凧10枚を繋ぎ50枚となりましたので、3月8日には今までの子供たちの思いが詰まった連凧を揚げたいと思っています


何れ人々の記憶の中から震災という2文字が薄れるようなことが訪れたとしても、自分たちでできる範囲で被災され亡くなられた方々の慰霊をしたいという気持ちを持ち続けようと昨年から連凧を作ったのです。
阪神淡路大震災で内灘町から被災地の子供たちに向けたメッセージ凧を作り、大阪の産経新聞社に届けた記憶が震災後20年経過した今でも忘れることができません。
なぜなら被災地の児童の為にとの思いはあったのですがそのとき限りで後に続くことはありませんでした。
今回の「凧・絆プロジェクト」は仙台凧の会が発起人となり全国の凧の仲間に呼びかけたもので、出来る限りの協力をしていきたいし、息の長い活動になることを切望するものです。

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