加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

春を探しにセイモアスキー場へ

2015年03月18日 | 日々雑感
先日からの春の陽気に誘われて、セイモアスキー場に蕗の薹を探しに行ってきました。
自宅から車で約40分位走るとセイモアスキー場につきます。
国道157号線は金沢市から福井県大野市を抜け岐阜県の岐阜市結ぶ国道です。
その国道で鶴来町を過ぎ河内支所前の信号を左折し県道181号を道なりに進みます。
直海地区のトンネルを過ぎると周りの風景が一変しました。
道路際には沢山の雪の山が続きます。道路の待避上に除雪車が留置されていました。
今年の積雪期間中は昼夜を問わずに除雪作業をしていたのでしょうか?大きなタイヤには太いチェーンが巻かれていますのでもうしばらくは待機状態なのでしょう。

(除雪ドーザー)

県道には雪は全く無く乾いた状態でしたが、脇道に入って見ると道路には積雪がありました。


国道を分岐してから8キロメートルでセイモアスキー場に着きました。駐車場入口の気温は11℃となっていました。


セイモアスキー場の看板の周りも雪に埋もれています。

そして駐車場に入る前の橋の周りには排雪された雪が山のようになっています。


スキー場のロッジも雪の中に半分くらい埋もれた状態です。

(雪に埋もれたロッジ)

スキー場の近くの駐車場には沢山の車が駐車しているので、スキーを楽しんでいるのだと思いました。
リフトは平日にも関わらず動いており、スキーヤーが時々乗っているのが見えました。

(リフトに乗っているスキーヤー、見えるかな?)
セイモアスキー場のHPでは積雪は200cm、全面滑走可、リフトは運転とのことです。
今年の営業は3月22日までとなっています。

山にはまだ沢山の残雪があり春はまだ先のことと思ったのですが、雪から解けた一滴の水が集まり雪解け水となり滔々と流れています。
雪融け水は春の訪れを知らせる一番の使者のようです。

(雪解けの川)

(雪解けの川の長れ)

スキー場は冬の終わりのようでしたが、まだ蕗の薹は雪の下で春の訪れを待っているのでしょ。
駐車場を出て雪解けの陽だまりの山の斜面に小さな春を見つけました。
それは雪が解けた後から新芽を出した山野草と一緒に小さな蕗の薹の花芽を広げ春の日差しを一杯に受けようとしているようにも見えました。

(顔を出した蕗の薹)

(小さな蕗の薹)
帰路の途中で日当たりに良い小高い斜面に蕗の薹が群生していました。

(花芽を持った蕗の薹)

雪深い山にも日当たりの良い場所では春の日差しに誘われて山々の木々や草花が一斉に目を覚まし春の訪れを感じてきているのではないでしょうか。
今日は自然の営みに深く思いをはせた一日となりました。

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