加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

2.震災被災児童を励ます凧作り

2014年03月15日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り
2.震災被災児童を励ますためのプレゼント凧 平成7年11月19日 相良町での秋季大会で大阪支部の当時の橋本正夫会長から震災の児童を励ますためのプレゼント凧の提供をして欲しいと要請がありました。 明けて平成8年、印刷会社を訪ね縦横55㎝のダイヤ凧を印刷すると幾らかかるかを見積り依頼した。4色で紙の場合500枚が1単位となり192,000円かかる。材料を乳白ポリシートとし500枚印刷した場合は585,00円でとても個人では賄えないことがわかった。プレゼント凧提供について町内で何人かに相談したら、スポンサーになってもよいとの篤志家からの申し出もあったが、内灘町民が一人でも多く凧を作り、その凧を提供した方がプレゼントの意味があるのではないかとの結論に達した。 平成8年1月10日ごろ内灘町の役場へプレゼント凧についての趣旨を説明し、協力をお願いしたところ、町として全面的に協力して頂けることになった。凧の形は越中大門で作成していた達磨をデザインしたひし形の凧で、大きさは同寸法で作成し絵柄は役場にて決めていただき、尻尾に各々がメッセージを書くことを提案した。 (神戸凧揚げの凧提供依頼書(1)) (神戸凧揚げ提供依頼(2))
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1.阪神淡路大地震が発生

2014年03月15日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

  

  平成7年(1995年)1月17日午前5時46分 阪神淡路大震災が発生し、多くの方が被災された。

  小生の徹夜作業が終了し、帰ろうと思った時に急に下から突き上げるような揺れの後、大きな横揺れが襲ってきた。一瞬大地震であることが揺れの大きさから分かった。北陸本線は全て運転を見合わせになったようだ。阪神地区が震源で大きな被害が出ているとラジオで告げている。
  夜間作業が終了し帰宅すると家でも大きな揺れで驚いたと話していた。それでも横になると睡魔に襲われ眠ってしまった。しばらくしてテレビを見ていた女房が「お父さん大変、橋が横になっている」と小生を起こした。見ると橋は何事もない、いや小生が横になって見ているからと分かり、座り直して見ると阪神高速の高架橋が横倒しになった画面であった。大変なことになっていると改めて実感した。

  被災地に近くの凧の仲間たちは大丈夫なのだろうか、小生にできることは手伝っていきたいと思うのである。

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