武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

三ノ宮・風(色鉛筆作品紹介569)と 哲学の秋(唯識)

2020-10-07 15:06:30 | Weblog

この絵は、12センチ×10センチの小さな作品です。

2016年に描かれたものを修正を加えたと言っていました。

風を感じます。

SANNOMiYAと書かれているので、神戸の三ノ宮のことでしょう。

階段が描かれているので、阪急三ノ宮の西口にある階段のことでしょうか?

コロナ以降、一度しか三ノ宮には行っていません。

ヒロクニさんは、「ここまで街に行っていないと、街の絵が描きにくいねぇ~」。と言い、

「やっぱり、身体を街に擦り付けないとねぇ~」。と。

するといつもの「宝塚!この眠った町!お昼ねの町!覇気のない町!」のセリフにつながっていくのです。

 

私は、近頃、猫のピーちゃんが、毎朝早く起こしてくれるので、

寝不足になってしまい、眠たい毎日なんです。

寝るのは遅くて、AM1:00に寝るのですが、

朝6時前にピピちゃんが私の顔をビンタするのです。

布団を頭に覆うと、その上に鎮座して重しが圧し掛かる。

本当にかまってタイプの猫ちゃんで、以前の猫達と大違い。

抱いて、膝の上にのせると、くったり寝るし、猫らしい猫なのかも?

人は、寝始めてからの3時間を確保していたら、なんとか大丈夫と言う話を聞いたことがあり、

まあ、大丈夫と思っていますが、

冷蔵庫の前に行って、「何しようと思ったんだったけ?」とか、

買い物のメモを見ているのに、買い忘れが多く、

ヒロクニさんから、「ちゃんと見てるのか?」「まさか、呆けていないよなぁ~」。と言われ、

無言で静かにしている私・・・・・・。

静かにというより、ボーとして唖然としている。

↑これが、私の寝不足の元凶。

膝の上に乗って、撫でられ満足のピピ。

頭を撫でられてご満悦状態なんです。

この状態が好きらしくなかなか膝から降りてくれません。

ピピのおかげでお昼ねの私になりそう・・・・・ですが、することはたくさんあるので、堪えています。

 

 

話は変わりすぎるぐらい、変わるのですが、哲学の秋ということでこんなことを書きます。

人の心を分析するのに仏教では、「唯識(ゆいしき)」と分野があるのを知った。

知ってから、ヒロクニさんに「仏教について知っているよね。唯識って分かる?」と聞いた。

めんどくさそうに、「簡単に言うと、心ってことだ」。と。

そして、「その心を仏教哲学で論じているわけだけど、哲学だからね。」と。

「私は、きっちり哲学書というのは、ハイデッガーしか読んでないからなんともだけど、

唯識というのは、それに近しいちゃんとした哲学だから。」と。

「私は、大乗起信論が好きだねぇ」。と。

「大乗起信論を和尚から、借りてあげるから、是非読んだらいいよ。」と薦められています。

原文を簡単に読み下しているものであればいいのだけれど、

見ただけで理解できなさそうなものを薦められ予感がして、ギョッとしています。

「唯識(ゆいしき)」に興味をもったのは、明確に人の感覚を八つ、(もしくは九つ)に分けている所。

特に「未那識(まなしき)」「阿頼耶識(あらやしき)」について知りたいと思った。

「阿頼耶識(あらやしき)」のことを、脳内で、「荒れたお屋敷」と思いこんでいたという頓珍漢ぶり。

■「まなしき」というのは、八識のうちの第七識。我に執着して存在の根拠となる心の働き。意識がなくなった状態にも存在し、迷いの根源とされる。

■「あらやしき」八識の第八。宇宙万有の展開の根源とされる心の主体。万有を保って失わないところから無没識、万有を蔵するところから蔵識、万有発生の種子 (しゅじ) を蔵するところから種子識ともいわれる。

こういう意味らしい。

七識の「まなしき」というのは、感情にとても近い感じがして、人間的な要素を感じるし、

「あらやしき」というのは、大いなる宇宙を創っているものにも通じるところがあるし、

そういうものが「人の心にある」ということに興味を持っています。

唯識(ゆいしき)というのは、お説教と違い、ヒロクニさんが西洋の哲学者を引き合いに出したとおり、

分析色が強いものというのは、確かみたいなんです。

ヒロクニさんって、いろんな知識があって、驚くわ。

でも、「悟り」から程遠い所にいる人物と、妻は断言します!!

「悟りなんて、開けるわけがない」。と本人も豪語しています。

 

秋の庭は里芋の収穫を待つ時期となりました。

↑茎の根元には、丸い芋が付いているのも分かるようになりました。

里芋は、収穫を急がなくてもいい芋で、上部が枯れてもそのまま土の中に埋まっている状態で

置いておいてもいいらしく、土に埋まったまま保存しておくと良いそうです。

ただ、毎年チューリップの球根を植える場所で育ててしまったので、

収穫して、あちこちに配るつもり。

柔らかくほっこりとしていて、とても美味しいのです。

コロッケにしても美味しいのですよ。(作るつもり)

 

秋なのに、朝顔がよく咲いています。

秋の日差しの為か、色が薄くなって儚い雰囲気を漂わせています。

 

 

 

 

コメント (4)
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