浮上する地下鉄と題された作品。
2014年に描かれたものに加筆して、2020年に仕上げたもの。
裏には、「加筆・完」「とびあがる地下鉄」と書かれています。
薄い紙に描かれているので、持つと紙はくにゃりと曲がって、少しシワシワ。
表面が、かすれたような感じの風合いになっています。
赤が印象的。
浮上する地下鉄とあるので、顔のようになっているのが地下鉄か?
私は、虫が地中から出てきた様子に思える。
マンホールのような楕円は、「落とし穴」に思える。
子供の頃、嬉々として「落とし穴」を作って、人を誘導して落としたものだ。
まあ、自分が落とされることもあったわけですが・・・・。
宝物を地中に埋めるという遊びも流行って、子供ながら宝物を埋めるわけだけど、
埋めた場所がわからなくなったりして、泣いたりした記憶も蘇る。
ヒロクニさんの絵は、子供の頃の遊戯をしている感覚を思い出させることがあって、
子供の頃の果てしなく遊んだ感覚を呼び覚ますことがあります。
ヒロクニさんは、子供の頃どんな遊びをしたのか?と聞いたことがありますが、
地面に円を描いて、通っても良い道があって、そこは片足で通らなくていけないらしく、
そこを通ると突き落とされるそうです。
そんな遊びをしたことがあると。
ヒロクニさんは、「片足で通るって、なんちゅう遊びだ。チッ。」と、舌打ちを打ちながら話す。
私は、ヒロクニさんが集団でする遊びをしていたことに驚く。
ヒロクニさんの中学時代の友人が個展に来られて、
「名前はあるけど、見たこと無い生徒だった。」と何回も言うので、
集団でする遊びを微かにでもしていたというのが、ほんと驚きでした。
ヒロクニさんは、進駐軍向けのラジオでジャズを聴くのに忙しく、
自身がしたい勉強がたくさんあったそうで、放課後、野球をしに学校へ行く毎日だったそう。
親が、教師だった。
と、いうのも皮肉というか、そういうものなのか?
教師の子供は、むちゃくちゃするというのは、よく聞きます。
世の中にまれに、学校へいかなくても良い人というのは、いると思います。
それでも友人の出会いには、学校はいい場所のようですね。
その頃の友人の方も、個展に来てくれたり、担任の教師だった方も来てくれたりするのです。
担任の教師の方は、「武内!何してもいいから生きるのじゃ!」と、言われたりして、
教師だった方が、むちゃくちゃ言います。
庭は、秋晴れ。
↑金木犀の花が咲き誇っています。
青空と木々の緑が美しく、空を見上げます。
↑毎年咲く周明菊も咲き始め、秋だなぁ~と季節のリズムを感じます。
↑秋は、花が少ない庭なのですが、春の準備がはじまっています。
先祖帰りした種類の種、我家だけのビオラを絶やさないよう多めに苗を育てました。
今年は、ちゃんと色がわかるようにリボンで印を付けておいた。
100苗以上あります。
赤い容器に入っているのは、「空豆」「絹さや」の種を育成しています。
植える場所があるかな?
いつも見境なく種を蒔きます。
そんな日の夕食。
大根と豚のバラ肉の煮物。
煮込みさえすればよく、意外と簡単。
レシピ
材料(2人分)豚バラ塊 400グラムぐらい、大根、700グラムぐらい
1.大根は3cm幅に切る。豚肉は5cmのぶつ切り。
2.鍋にカップ7杯(1400cc)の水を入れ、そこに切った豚肉と大根を入れる。
3.落し蓋をして、それをコトコト1時間ぐらい煮る。水が減ってくるようであれば足します。
4.豚肉に箸を刺してみて、通るようであれば、そこに、砂糖大匙1、塩、茶さじ1/2、しょうゆ大匙2を入れ、
さらに1時間煮ます。
5.食べる時に、しょうが汁をかけて食べます。
豚肉より、大根が美味しいですよ。
最近、ヒロクニさんから、「たくさん料理をしなくていい。そんなにたくさん食べられない。」と、
言われて、品数を少なくしています。
私は、たいしたものでなくても、こちょこちょと品数が多いのが好きなんですが、
合わせています。
余分なことも書きますが、今使っている秋田の味噌がとても美味しくて、味噌汁が美味しく感じる日々なんです。
また、ご紹介します。
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