武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

武内ヒロクニ・【動画】1995年 色鉛筆画の制作風景

2020-10-14 13:57:18 | Weblog

こちらの映像は、今から25年前の細密画のような色鉛筆画を描いていた頃の制作現場。

アトリエも今の宝塚ではなく、明石、正確には神戸市西区にあったアトリエ。

懐かしい映像を楽しみました。

ヒロクニさんは、当時58歳なのですが、58には見えなくて、

ヒロクニさんって老け顔????

それを言うと、「俺は、老成しているんだ!!」と。

若い頃の写真も、20代の頃は、30代後半に。

40代の頃は、50代にと常に老成した状態が続く人なんだと思いました。

終わりの方には、アトリエに描かれた線描や、ちょっとした落書き、わけのわからないもの、

写真、メモが映し出されていて、

こういうヒロクニさんのエッセンスのような所を捕らえてくれているのも嬉しい。

撮られた方のセンスとヒロクニさんのセンスが、微妙にマッチしていて

私としては、心が愉快になる。

ある種の軽さがあるのが好き。

 

この音楽と映像を撮ってくださっている、ERIC FRANCISさんは、阪神大震災の前後、行き来があって

その頃に撮っていたものなんです。

ユーチューブにアップされているのは、ブログのコメントによって知りました。

そして、25年ぶりなんです。

音楽活動を始められていて、今で5年のようです。

とても嬉しい出来事で、自転車の鍵が動かなくなって困っている時に、

通りすがりの方が直してくれて、「ありがとう。」と言う時に、

「こんなに嬉しいことはない!」と、何回も言ってしまった。

その方は、鍵ごときでそこまで言うのか????かもしれないが、

私の心には、すでに付加価値が付け加えられていたのである。

ここで、使われている音楽の、作曲、演奏をしているERIC FRANCISさんは、

【プリミアムノイズ】というバンドで活躍されています。

HPはこちら→https://premiumnoise.jimdofree.com/

 

ヒロクニさんは、曲を聴きながら「こいつも芸術家なんだよ」。と。

それが、警察に自主するように小声で言った。

「自覚してからが、始まりだから。」

そして、「勇気を貰った!」と。

そして、アトリエに足早に行く。

(アトリエに行くと書いたところを読まれて、アトリエって隣の部屋だろが!!!と問い詰められたことあり)

ある曲では、聴きながら「深い悲しみが・・・・。」と言って涙を。

私もヒロクニさんが、言っていることが少し分かる。

心がちょっとしんみりした。

 

ヒロクニさんの感性は、センチメンタリズムというか、悲しいとか淋しいに敏感なんです。

秋が来ると、「寂しい」「淋しい」「さびしい」といつも言う。

秋が来て、何回も聞かされると、最初は、「そうねぇ」。が、「ハイ、ハイ分かりました。」に変わり、

最後に「淋しいから、どうだって言うの!」「それって、私の所為じゃないよね。」という念押しに。

こういう私の反応もどこか変なのですが、いつもこの流れになります。

 

私達の心がしんみりした曲を良かったら視聴下さい。

置いときます。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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