毎日新聞夕刊(東京都内版)2008年12月9日(火)掲載のえ
まっ赤な赤飯。赤飯が熱いゾ。
俳優でタレントの毒蝮三太夫さんは、終戦で焼け出され神奈川の戸塚に疎開した。小学校に持っていく弁当は、麦とコーリャンを混ぜて炊いた飯だった。意地の悪いガキが「お前、赤飯じゃねえか。きょうはなんかめでていのか。」「ずっと赤飯だろ。」とはやしたてるのに頭にきた毒蝮さんは、その代わり、さも美味しそうに食べて見せた。これが最初の名演技といいます。それで悪ガキとも仲良くなったと語ります。また、後から食べた赤飯がひとしお美味しく感じると言います。
嘘をつくのは悪い事とされているが、リアリティをもった嘘というのは人を感動させる。毒蝮さんの嘘は、まずいものをいかにもおいしいそうに食べるという名演技。悪ガキどももその姿に感服したのだろう。いい小説にもそれはあてはまると思う。フィクションも素晴らしければリアリティに近づいてくる。フィクションの中のリアリティにやはり感動する。最近は、太宰治の「走れメロス」なんか日常にせまってくるときハラハラする。待つ身が辛いか、待たせるのが辛いか。すべてはヒロク二さんが原因。1人で外出するとヒロク二さんがご飯を食べてるか気になりる。また1人にして置くと機嫌が悪い。待たせる辛さです。ヒロク二さんは待つ身が辛い人になる。それが反対だと、わたしは1人で過ごす楽しい時間となり、ヒロク二さんは外出するとマメに電話を入れてくれる。家にわたしがいて電話をとる人がいるというので安心するようだ。ちょっと買い物で留守にしていると、わたしが事故にあったのではないか心配する。ヒロク二さんはとても寂しがりやでとても困った人。わたしは、家では、空耳が聞こえ、「なんか呼んだ?」とヒロク二さんによく聞く。呼んでないと言われ「あっそう。」と用事の続きをするのです。ちなみにわたしの書く文章は、ノンフィクションですので、よろしくお願いします。
赤飯を圧力鍋で作りました。
もち米2.5カップ。普通の米0.5カップ。小豆1/3カップ。ごま塩少々用意します。
米は、洗い10~12時間たっぷりの水につけておきます。夜寝る前にしました。
10~12時間水につけた米をざるに上げおいておきます。
小豆をきれいに洗い、鍋に水2カップを入れ強火で沸騰させます。沸騰すればゆで汁をすてザルに取り出します。
出来上がりの写真
圧力鍋に水を480ccと、さっと茹でたあくを抜いた小豆を入れ、強火にかけ、沸騰すれば弱火で3分煮て火を止めます。圧力鍋のつまみをゆるめすぐに圧を抜きます。ふたを開け、ざるに上げた米を入れ、圧力鍋を廻すようにゆすり、底の小豆が米の上面にくるようにします。
圧力鍋を再びセットして、沸騰すれば中火で4分炊き火を止めます。圧力のつまみをゆるめて自然放置し圧力を抜きます。木杓子で小豆を潰さないように赤飯をおこします。ごま塩をかけていただきます。
※ごまは、切りごまでなく炒りごまにしてください。赤飯には、切りごまは縁起が悪いそうです。「切る」というのが、お祝い事には良くない。
この度は、赤飯をセット致しました。ヒロク二さんに「盛り方を考えて。」といわれて。高さがあるほうが面白いかもと思い、お皿に、こんもりと盛り上げて重量感を持たせたモチーフセットにしました。南天の葉はいらないと言われてなしにしました。
まっ赤な赤飯。赤飯が熱いゾ。
俳優でタレントの毒蝮三太夫さんは、終戦で焼け出され神奈川の戸塚に疎開した。小学校に持っていく弁当は、麦とコーリャンを混ぜて炊いた飯だった。意地の悪いガキが「お前、赤飯じゃねえか。きょうはなんかめでていのか。」「ずっと赤飯だろ。」とはやしたてるのに頭にきた毒蝮さんは、その代わり、さも美味しそうに食べて見せた。これが最初の名演技といいます。それで悪ガキとも仲良くなったと語ります。また、後から食べた赤飯がひとしお美味しく感じると言います。
嘘をつくのは悪い事とされているが、リアリティをもった嘘というのは人を感動させる。毒蝮さんの嘘は、まずいものをいかにもおいしいそうに食べるという名演技。悪ガキどももその姿に感服したのだろう。いい小説にもそれはあてはまると思う。フィクションも素晴らしければリアリティに近づいてくる。フィクションの中のリアリティにやはり感動する。最近は、太宰治の「走れメロス」なんか日常にせまってくるときハラハラする。待つ身が辛いか、待たせるのが辛いか。すべてはヒロク二さんが原因。1人で外出するとヒロク二さんがご飯を食べてるか気になりる。また1人にして置くと機嫌が悪い。待たせる辛さです。ヒロク二さんは待つ身が辛い人になる。それが反対だと、わたしは1人で過ごす楽しい時間となり、ヒロク二さんは外出するとマメに電話を入れてくれる。家にわたしがいて電話をとる人がいるというので安心するようだ。ちょっと買い物で留守にしていると、わたしが事故にあったのではないか心配する。ヒロク二さんはとても寂しがりやでとても困った人。わたしは、家では、空耳が聞こえ、「なんか呼んだ?」とヒロク二さんによく聞く。呼んでないと言われ「あっそう。」と用事の続きをするのです。ちなみにわたしの書く文章は、ノンフィクションですので、よろしくお願いします。
赤飯を圧力鍋で作りました。
もち米2.5カップ。普通の米0.5カップ。小豆1/3カップ。ごま塩少々用意します。
米は、洗い10~12時間たっぷりの水につけておきます。夜寝る前にしました。
10~12時間水につけた米をざるに上げおいておきます。
小豆をきれいに洗い、鍋に水2カップを入れ強火で沸騰させます。沸騰すればゆで汁をすてザルに取り出します。
出来上がりの写真
圧力鍋に水を480ccと、さっと茹でたあくを抜いた小豆を入れ、強火にかけ、沸騰すれば弱火で3分煮て火を止めます。圧力鍋のつまみをゆるめすぐに圧を抜きます。ふたを開け、ざるに上げた米を入れ、圧力鍋を廻すようにゆすり、底の小豆が米の上面にくるようにします。
圧力鍋を再びセットして、沸騰すれば中火で4分炊き火を止めます。圧力のつまみをゆるめて自然放置し圧力を抜きます。木杓子で小豆を潰さないように赤飯をおこします。ごま塩をかけていただきます。
※ごまは、切りごまでなく炒りごまにしてください。赤飯には、切りごまは縁起が悪いそうです。「切る」というのが、お祝い事には良くない。
この度は、赤飯をセット致しました。ヒロク二さんに「盛り方を考えて。」といわれて。高さがあるほうが面白いかもと思い、お皿に、こんもりと盛り上げて重量感を持たせたモチーフセットにしました。南天の葉はいらないと言われてなしにしました。