毎日新聞夕刊(東都都内版)2007年11月27日(火)掲載のえ
青い空と青い海と三色丼。
作家の椎名誠さんの食べた思い出は、伯母様が作った三色丼。とてもカラフルで鮮やか。お花畑のようにきれいな三色丼。食べ盛りの子供だった椎名さんは、わっしわし、わっしわしとかっ込んだといいます。色は、茶色、ピンク色、黄色と、茶色、ピンク色、白色とバリエーションがあったといいます。20代前半のころ、北海道で久しぶりに三色丼食べた時の具は、ウニ、イクラ、カニ。食べるとあざとい気がしたといいます。こんなにすごいものをドカドカのせることないじゃないかと思ったそうです。子供の頃食べた三色丼は、思い出とともにすごく大きい存在と語ります。
わたしは、ウニ(小学校の料理の授業で食べ過ぎて嫌いになった)、イクラ、カニ味噌が大嫌い。寿司屋へいくと値打ちのない人間だとつくづく関心する。お子様が寿司屋にいってるという感じ。
話は変わりますが、ヒロク二さんと家族で、かにを食べにいったときに、メニューを渡され、「なんでも好きなもの言って下さい。」と受け取って、そのメニューを見たとたん、ヒロク二さんは、急に正座して、身体はカチコチ、眉間に皺をよせて黙ってしまいた。そして、わたしに「こんな高いもの食べるのだったら、絵の具代に・・・・。」とうつむきながら言う。いつも貧乏しているわたし達のことを思って父は、チョッと高級なところに連れて行ってくれたのも確か。友好のための宴席が、とにかく食べないから、わたしを含めまわりはものすごく気をつかうことになり食べ終わったらすごくみんな疲れた顔になった。食べなければ、差し引きして絵の具代になると思ったのか?
またまた、父が寿司屋に連れて行ってくれたとき、席に座らない。静かなお寿司屋さんでゆっくりお寿司を味わっていると言う感じのお店の中で、カウンターに沿って行ったり来たり。職人さんも、わたしを含め家族も、お客さんまで、みんな落ち着かなくなった。「とにかく座って。」ときつくいうとまたまた小声で「解からないんだ。」と言う。父達も今回は2度目なので、「これ行きましょうか?」とうまく誘導してくれなんとか無事食べたと言う感じ。これからは、もっと気軽なところへと父に耳打ちした。そして、うどん屋へいった。うどん屋でおにぎり2個だけ注文していたのを知って、「せっかく美味しいうどん屋で、うどんを食べなさい!!」と言った。ヒロク二さんは、質素ながら、創意工夫した手作りの料理が一番好きみたいです。
わたしは、つくづく、気を使いながら食べるのが一番いけないと思いました。
三色丼作ってみました。茶色はアミの佃煮、ピンクはでんぶ、しらす入り入り卵。これを、ベンツのマークのようにしたつもりでしたが、ちょっといがんでいます。子供は楽しく食べると思いました。お弁当にもとり入れたらいい感じですネ。シマシマ模様にしてみても面白いなと思いました。
青い空と青い海と三色丼。
作家の椎名誠さんの食べた思い出は、伯母様が作った三色丼。とてもカラフルで鮮やか。お花畑のようにきれいな三色丼。食べ盛りの子供だった椎名さんは、わっしわし、わっしわしとかっ込んだといいます。色は、茶色、ピンク色、黄色と、茶色、ピンク色、白色とバリエーションがあったといいます。20代前半のころ、北海道で久しぶりに三色丼食べた時の具は、ウニ、イクラ、カニ。食べるとあざとい気がしたといいます。こんなにすごいものをドカドカのせることないじゃないかと思ったそうです。子供の頃食べた三色丼は、思い出とともにすごく大きい存在と語ります。
わたしは、ウニ(小学校の料理の授業で食べ過ぎて嫌いになった)、イクラ、カニ味噌が大嫌い。寿司屋へいくと値打ちのない人間だとつくづく関心する。お子様が寿司屋にいってるという感じ。
話は変わりますが、ヒロク二さんと家族で、かにを食べにいったときに、メニューを渡され、「なんでも好きなもの言って下さい。」と受け取って、そのメニューを見たとたん、ヒロク二さんは、急に正座して、身体はカチコチ、眉間に皺をよせて黙ってしまいた。そして、わたしに「こんな高いもの食べるのだったら、絵の具代に・・・・。」とうつむきながら言う。いつも貧乏しているわたし達のことを思って父は、チョッと高級なところに連れて行ってくれたのも確か。友好のための宴席が、とにかく食べないから、わたしを含めまわりはものすごく気をつかうことになり食べ終わったらすごくみんな疲れた顔になった。食べなければ、差し引きして絵の具代になると思ったのか?
またまた、父が寿司屋に連れて行ってくれたとき、席に座らない。静かなお寿司屋さんでゆっくりお寿司を味わっていると言う感じのお店の中で、カウンターに沿って行ったり来たり。職人さんも、わたしを含め家族も、お客さんまで、みんな落ち着かなくなった。「とにかく座って。」ときつくいうとまたまた小声で「解からないんだ。」と言う。父達も今回は2度目なので、「これ行きましょうか?」とうまく誘導してくれなんとか無事食べたと言う感じ。これからは、もっと気軽なところへと父に耳打ちした。そして、うどん屋へいった。うどん屋でおにぎり2個だけ注文していたのを知って、「せっかく美味しいうどん屋で、うどんを食べなさい!!」と言った。ヒロク二さんは、質素ながら、創意工夫した手作りの料理が一番好きみたいです。
わたしは、つくづく、気を使いながら食べるのが一番いけないと思いました。
三色丼作ってみました。茶色はアミの佃煮、ピンクはでんぶ、しらす入り入り卵。これを、ベンツのマークのようにしたつもりでしたが、ちょっといがんでいます。子供は楽しく食べると思いました。お弁当にもとり入れたらいい感じですネ。シマシマ模様にしてみても面白いなと思いました。