白い恋人

あまり存じ上げない、近所に住んでいると言う方が見えました。
お子さん二人も一緒です。

お名前伺ったけど、忘れちゃった。
どういう御用件でしょう・・

あの地震の直後、飲み水が手に入らず、給水車もまだ来ていない時、途方に暮れて赤ちゃんをおんぶし、歩いていたんですって。（ここからはその方が仰った事をそのまま書きます）

お宅の前をちょうど通りかかった時、ご主人にどうしたの？と声をかけられ、水が無いんですと言いました。
ちょっと待ってて、赤ちゃんのミルクを作るんだね、じゃ、これを持って行って、とご主人がぺットボトル３本の水を下さいました。

どうしたらいいか心細い時だったので、嬉しくて親子で泣きながら帰ったんです。

お父さん、いい事をして差し上げましたね。
ちっとも知りませんでした。
そう言われてみれば、ダンボールの中にあった非常用の水が３本無くなっていたなぁ。
もう忘れていましたけど・・

その方が、その時、水を頂いた嬉しさのお礼です、と仰るの。
そんな・・・たかがお水ですよ。そんなお気遣いなく。
と、申し上げたのですが、その方の可愛いお譲ちゃんが、「どうぞ、どうぞ」と何回も小さな手で差し出しますので、ありがたく頂きました。
お父さんが帰りましたら、詳しくお話が聴きたいな・・


旅人君が地震見舞いに来た時持って来たバナナです。
真緑のバナナ。

夕べ、「メールしていつ頃食べられるか聞いてくれ」とお父さんが騒いでいます。
青い種類のバナナかな？
一本取って真ん中で割ったら「ボキッ」と音がしました。

皮はむけません。齧って見たら、まぁ渋い事。食べられません。


長男からズボンの裾上げを頼まれました。
お安い御用だけど、お嫁さんはお裁縫が苦手？母ちゃんが直していいの？
ミシンは出すのが面倒だから、手で縫うけど、それでいい？
作業服だからいいんですって。


長男のお弁当。お嫁さんはお弁当作り、上手ですね。
カツ丼弁当