武産通信

東山三十六峰 月を賞で 雪を楽しみ 花に酔う

『西医学』西式健康法(3)

2019年07月05日 | Weblog
                                             金魚運動

 『西医学』西式健康法(3)

 金魚運動

 仰臥して身体をなるべく一直線に伸ばし、足先を膝の方へ直角以上に反らし、両蹠面を一平面状にあるようにし、両手を組んで頸椎四番五番の邊にあて、両臂をはって開き、魚類の泳ぐ真似を素早く行うこと。朝夕一、二分間宛。(西勝造著「西医学健康原理実践宝典」)

 平床※に仰向けになり、自然に真っすぐ伸ばした体全体を、金魚のように左右に揺する運動である。両手を首の下の真ん中で組み、足は足首から先を直角に立てる。この体勢で、すばやく左右に体を揺らすのである。
 金魚運動は、腸の働きをよくして便秘を解消し、背骨の左右の歪みを直し、全身の神経機能を高める。

 ※平床
 柔らかい布団ではなく、1㎝くらいの硬い板に寝ること、これが平床である。痛みを感じる人は、始めは板の上に毛布を敷いてもいいが、慣れてきたら、直接板の上に寝る。硬い板は、歪んだ背骨をまっすぐにする他、皮膚や肝臓にも刺激を与えるので、静脈の流れをよくし、老廃物の排出や腸の働きを改善する。就寝中もこれを用いる。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『西医学』西式健康法(2) | トップ | 京都外大西 初戦勝利 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事