武産通信

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古武術 対 柔道

2011年11月12日 | Weblog
★爆笑問題のニッポンの教養『古武術』 NHKテレビ 11月10日 21:55

 バルセロナオリンピック柔道金メダリストの吉田秀彦氏が古武術研究家の甲野善紀氏と対決した。

 甲野善紀が真剣のほうが竹刀より早いという技を披露。江戸時代の剣術の伝書「夢想願立」奥義書から、手を寄せて持ったほうが剣道のように離して持つよりも体全体の力を使って早く刀を振ることができることに気づいたという。

 吉田秀彦が甲野善紀に挑むが、竹刀を使った勝負「鍔競り合い」と、素手での勝負「入り身」に負けてしまう。その後、「相撲」3番対決をするが、1勝2敗で負けてしまう。

 秘技「虎ひしぎ」
 甲野善紀が秘技「虎ひしぎ」を紹介。指全体を軽く曲げ、人差し指を親指側に捻り親指を小指へ向けると自然と脇が締まると話す。
 甲野善紀はスポンジを指の付け根で挟んで手を握ると体のバランスがよくなるが指先で挟むとバランスが悪くなることを紹介。甲野善紀は、メンタルと体がすごくリンクしているからだといい、怖い時は横隔膜が上がってしまっているから「虎ひしぎ」をして横隔膜を下げるといいと話した。
 吉田秀彦は、現役時代はこれだけ練習をしてきたから負けないという気持ちになっていた、もう少し早く甲野善紀の「虎ひしぎ」を教わっておきたかったと話した。

 秘技「辰巳返し」
 甲野善紀が手を抑えてきた相手を持ち上げる「辰巳返し」を紹介。甲野善紀は108キログラムの吉田秀彦を持ち上げた。

 秘技「平蜘蛛返し」
 甲野善紀がうずくまった相手をひっくり返す「平蜘蛛返し」を紹介。本気で我慢する柔道家吉田秀彦をひっくり返した。

 吉田秀彦は、体の流れだけでやっているのですごいと感じ、人間の体には可能性がたくさんあると思ったと話した。


 再放送は 11月15日深夜 1:30 から
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