気ままに撮り歩き

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春の妖精 ユキワリイチゲ (瀧樹神社) 1 (D 810 Ai Nikkor 135mm F2S)

2021年03月16日 | 山野草

 

今年も甲賀市土山町の瀧樹神社へ春の妖精、可憐なユキワリイチゲの撮影に出かけました。

7日の日曜日には、錫杖さん夫妻と久しぶりに瀧樹神社で待ちあわせて、撮影会のつもりでしたが、生憎の天気。

曇り空と気温が低くてユキワリイチゲは全く開いていませんでした。

その日はユキワリイチゲの撮影会を諦めて、叶匠寿庵の寿長生の郷へ移動しましたが、

その後は楽しい撮影と、takayan宅で楽しい時間を過ごすことができました。

 

その後ユキワリイチゲの撮影のリベンジに向け、天気予報の状況を見て11日の木曜日に再度瀧樹神社に行ってきました。

錫杖さんは10日に撮影の写真をアップされていたので、前日の水曜日に再度行かれたようですね。

takayanは気温が一番高い予報であった11日(木)に行くことにし、少し早めに家を出て信楽経由の下道で向かいました。

瀧樹神社には11時過ぎに到着しましたが、日の当たらないところではまだ半開きの状態で、その後時間の経過とともに

群生地の奥まで日が入り込み、徐々に群生地全体の花が開き一面のユキワリイチゲを見ることができました。

しばらく撮影していると、ブログ仲間のはりさんも来られてこの日も楽しい撮影会になりました。

はりさんも7日のリベンジでしたが、最初二人とも夢中でファインダーを覗いていて、

二人並んで撮影しているのにお互いに気が付かないままでした(笑)

はりさんは一足先に帰られたのですが、takayanはその後も長い間粘って、相当な枚数を撮ってきました。

 

7日の錫杖さんとの撮影会当日もオールドレンズを持参し、今年は40年ほども前のオールドニッコールで

ゆっくり撮影してみたいと考えてましたので、リベンジした11日にもこれらのレンズを使いました。

すでに錫杖さんとはりさんはユキワリイチゲのアップをされましたが、takayanは今日からしばらく見頃を迎えた

11日撮影の可憐なユキワリイチゲを紹介していこうと思います。

 

相当な枚数をアップしようと思っていますので機材別に紹介していきます。

今回の機材はD4S、D810のいつものボディ2台と、AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED、

AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)、AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED、

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR、TC-17E2(テレコン)。

その他にオールドニッコールのAi Nikkor 85mm F1.4S、Ai Nikkor 135mm F2S、 Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sを持参しました。

 

3本の単焦点のオールドレンズは、いずれも当時は一番明るいレンズで、今回使ってみて色合いもボケ味も柔らかな描写で

今のデジタルカメラでも十分に使用に耐え、マニュアルレンズでの撮影の楽しみもある機材でした。

ただこの時代のレンズは最短撮影距離が長くて、寄れないのが今のレンズと違うところです。

 

第1回目の今日はD810と Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sでの撮影分です。

 

一番メインの群生地で、毎年この朽ちた切り株が良いアクセントになります。

 

 

みんな元気よくお日様に向かって微笑んでいるようです。

 

一輪だけ狙うのも良いですね。

 

緑が鮮やかでユキワリイチゲの淡い紫色を浮き立たせます。

鮮やかな緑の葉はユキワリイチゲの葉っぱではありません。

少し濃いグリーで柄があるのがユキワリイチゲの葉っぱです)

 

一番の見頃ですね。

 

神社の本殿へ向かう参道の左側にも最近増えてきています。

 

この色合いがとっても好きです。

 

この色合いと柔らかさはオールドニッコールならではないでしょうか?

(最近の明るい単焦点レンズを使ってないので違いはわかりませんが・・・)

 

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杉の大木から少し顔を出すユキワリイチゲ

 

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ミヤマカタバミです。

真っ白で清楚な感じのこの花も好きな花です。

 

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後姿も・・・

 

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500mmでも撮りましたのでまた後日に紹介

 

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本殿へ続く参道の脇にも咲いています。

ここはいつも日陰で、この日のように気温が高い良い天気の日でないと開きません。

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参道を上がると本殿前にでますが、入り口付近に枝垂れ梅が咲いてました。

 

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グリーンのボケが良いですね。

 

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この法面に咲くユキワリイチゲは、ここ数年の間に増えてきた物ですね。

メインの群生地では徐々に花の数が減ってきていますが、この辺り一体では少しずつですが増えてきています。

 

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日陰と日当たりの良い場所では、WBのオートの設定では色合いがだいぶ違います。

でもそれもまた味の一つで、色の違いは嫌いではありません。

 

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ぐるっと一回りして、野洲川沿いのメインの群生地に戻ってきました。

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春の日差しを浴びて一斉にユキワリイチゲが開きます。

 

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一輪を大きくアップするのも良いですが、明暗を生かしたこんな絵も好きです。

 

しばらく瀧樹神社のユキワリイチゲを続けます。

 

 

 

撮影日 2021年3月11日

撮影地 瀧樹神社(滋賀県甲賀市土山町)

機 材 Nikon D810

     Ai Nikkor ED 180mm F2.8S



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はりさん)
2021-03-16 20:50:49
こんばんは。
オールドレンズがいい味出していますね。
全てがお気に入りです。
私のカメラとレンズでは無理でしょう。
(もちろん腕もありますが。)
沢山撮られたようなので現像が大変だと思います。
でも、これも写真の楽しみのひとつですね。
(私は超簡単ですが。)
境内もくまなくまわられたようですね。
今回もtakayanさんの撮影に対する姿勢に接して
色々と学ぶことがありました。
続きも楽しみにいています。
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はりさんへ (takayan)
2021-03-16 21:38:00
はりさん、こんばんは。
なかなか良い色が出てるでしょう。
でもこれも今のデジタルでの現像・編集機能のおかげでもあると思います。
今のレンズとは少し趣が違い、常用しているレンズとは少し色合いも違います。
当然フィルム時代のレンズですから、現在のデジタルカメラ用のレンズとは
コーテイング自体が全く異なる仕様だと思います。
乾燥機能付きの保管庫を購入するまでは保管状態も悪く、
レンズによっては一部カビが出たものもありましたが、
一度何本かは修理に出したこともあります。
それにしても今のレンズとは違って、シンプルそのもの、絞り環とフォーカスリングしか無いので、故障もしにくいです。
この Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sも一度ガレージのコンクリートの上に落としたことがありますが、
フードに傷がついただけで全く使用には問題なく使えています。
マニュアルレンズと言っても、フォーカスだけで、露出は絞り優先オートで使えますから
使い勝手はマクロレンズをMFで使っているのと同じです。
今回は多くの枚数を撮ってきましたので、機材別にしばらくユキワリイチゲを続けます。
全てのお気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
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