隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

学ぶ 51課 『江戸東京博物館』

2018年12月16日 | 学ぶ

隊長が行った展示会・講演・セミナー・発表会や考えた事、など「学ぶ」の第51回は、『江戸東京博物館』をお送りします。


東京都墨田区横網にある「江戸東京博物館」は、江戸東京の歴史と文化をふりかえり、未来の東京を考える博物館として平成5年(1993)に開館しました。


久しぶりに同館を訪れてみました。この日、利用したのは、都営地下鉄大江戸線。同線の両国駅A4出口から地上に出ると、7階建ての高床式の倉をイメージした同館のユニークな建物が目の前です。


1Fから3Fまでのエスカレーターが工事中で利用が出来ない為、建物の横からチケット売り場へ向かいます。


入館料は、600円。


橋の欄干飾り「擬宝珠(ぎぼし)」がモデルの“ギボちゃん”の記念スタンプ。


1Fロビーには、東京都台東区にある鷲(おおとり)神社から寄贈された大きな “熊手” が。


エレベーターで6Fの常設展示室入口へ。


中に入ると、5Fと6Fが吹き抜けになっている大きな空間で、いきなり「日本橋」の復元された姿が目の前にあります。


江戸時代の「日本橋」の規模は、全長28間(約15メートル)、幅4間2尺(約8メートル)でしたが、ここでは北側半分の14間を復元してあります。尚、現在の「日本橋」の姿はこちらです⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c6001527d59c2c80aaea870f01a3cef


橋の真ん中に進み、左下の5Fを覗くと、江戸時代の代表的な歌舞伎の芝居小屋である「中村座」の復元された姿が。


右手下には、明治7年(1874)に創刊された「朝野新聞」の建物が。


橋を渡り、江戸城と町割りを説明しているゾーンを抜け、エスカレーターで5Fへ下ります。


ここでは、江戸時代に庶民が住んでいた長屋での暮らしを学ぶことが出来ます。


錦絵を出版していた「和泉屋市兵衛」の店が復元されています。


神田明神⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/36d6a8069984b43f16ccf6de55640a8e の祭礼「神田祭り」の “山車(だし)” も復元されています。


復元された「中村座」の正面部分は、原寸大の間口11間(約20メートル)、奥行3間(約5.5メートル)あります。看板類は、文化2年(1805)11月の顔見世興行(「清和源氏二代将」(せいわげんじにだいのゆみとり))を想定して作成されています。


江戸歌舞伎の代表的な演目「助六」が、架空の場面設定で展示されています。


下から見上げた「日本橋」


橋の下を潜ると時代は、江戸から東京へ移ります。


「朝野新聞」の建物


<浅草十二階>の名で親しまれた「凌雲閣(りょううんかく)」の模型。


「東京ビール」のモダンなポスター


大正15年/昭和元年(1926)に登場した“円タク”。市内を一円均一で走ったタクシーなので、“円タク” と呼ばれました。


時代は戦後になり、富士重工業(現・SUBARU)が、昭和33年(1958)に発売開始し、爆発的人気を誇った軽自動車「スバル360」。


昭和34年(1959)に建設された「ひばりが丘団地」の室内。


久しぶりに訪れた「江戸東京博物館」ですが、以前は殆ど見かけなかった外国人観光客の姿が目立ちました。8か国語対応の無料ボランティアガイドや、11か国語対応の貸出音声ガイド機のサービスが外国人に好評の様です。

 

 

=== 「学ぶ」 バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/f5db9e9e6a9e758b72bc946d007772f7

1~35課  省略

36課 2016/3/18 『東京からの恩返し~飲んで福島を元気に~』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e539412b2672ecbb8e1f39826dd3ea11

37課 2016/4/5  『英語の辞書』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/18fcdafd0f8ed88cef8c81dc28c0af0b

38課 2016/4/29 『貨幣博物館』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64fa8bfb1977543a9fceee355cbe0840

39課 2016/5/5  『「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11addb43f7b97097a81b49c03cda41cd

40課 2016/7/21 『あうるすぽっと 舞台講座』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/198760f8babdde0040e844631342d453

41課 2016/7/30 『真砂中央図書館リニューアルオープン』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fcbb21e9ffb2fd03b97f50c9145e57a9

42課 2016/11/11『講演 高田明 ジャパネットたかた前社長』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/829a292c335d0cd1fe0a4d49b8880c04

43課 2016/12/9 『ゴッホとゴーギャン展』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ea3be452584eca1319bbbbaa90b321fb

44課 2017/2/27 『講演 原田規梭子 東洋学園大学学長』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a8c27cb9fcbaa35d9531d1b43a4262

45課 2017/3/18 『これぞ暁斎!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fe7edea506fb4dcc49f99e105d5a527e

46課 2017/4/24 『「旅するイタリア語」で勉強中』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c47be7713ebf72b0cdfe5501cc00e0f9

47課 2017/7/18 『展示会「歓迎!本郷旅館街」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c9c403e4e835de6939ed62ac88360c7

48課 2017/11/16『シャガール 三次元の世界』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2a2ad178ba2613b3f74caba14a855c5

49課 2018/1/16 『写真展 オードリー・ヘプバーン』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11db822af7a11a268f53d73dd265e57f

50課 2018/3/6  『湯島天満宮 宝物殿』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/15da97c64a0047c895aa6a9869367247


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