隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.556 『ドラマ 「真夏のシンデレラ」』

2023年07月24日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第556回は、『ドラマ 「真夏のシンデレラ」』をお送りします。

 

 


民放各局の7月から始まった “夏の連続TVドラマ(連ドラ)”、多くの作品が放送されています。その中で隊長が観始めたのは、五作品です。以前は、8本前後を観ていましたが、最近は事前の情報を元に、興味を惹くドラマだけに絞っています。


その “夏の連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、フジテレビ系列「月曜ドラマ(月9)」枠で、7月10日から放送開始された『真夏のシンデレラ』です。放送時間は、毎週月曜日の 21:00 ~ 21:54。


尚、「月9」の前々作は、『女神の教室』  。


本作品は、真夏の海を舞台にした、男女8人の恋愛群像劇です。


脚本は、昨年の「第34回ヤングシナリオ大賞」を受賞した、市東(しとう)さやかのオリジナル作品。


森七菜(なな)と、間宮祥太朗の「月9」ダブル初主演作となります。


尚、「隊長のブログ」では、森七菜さんが出演する作品を、これで七本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。

 

 


共演:神尾楓珠(ふうじゅ)、吉川愛、萩原利久(りく)、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司(みずかみ こうし)、大西利空(りく)、森崎ウィン、桜井ユキ、山口智充、石塚陸翔(子役)、ほか。

 

 


主題歌は、緑黄色社会 の「サマータイムシンデレラ」。

 

 

第1話のあらすじ:蒼井夏海(森七菜)は、海の町で生まれ育った明るく真っ直ぐで、負けん気が強い性格です。父親の亮(山口智充)、弟の海斗(大西利空)と3人暮らしの夏海は、SUP(サップ)のインストラクターをする傍ら、亮が経営する食堂の運営と家事全般をこなしているのでした。


多忙な日々を送る夏海にとって至福の時間は、ただいまマッチングアプリにハマっている美容師アシスタントの滝川愛梨(吉川愛)、18歳の時に産んだ息子を育てるシングルマザーの小椋理沙(仁村紗和)とつるんでいるとき。地元愛が強く、夏海の幼馴染の牧野匠(神尾楓珠)とも、家族ぐるみの関係が続いています。


水島健人(間宮祥太朗)は、東京大学を卒業し、有名建築家の父が経営する大手建築会社で働いています。高校時代からの友人で、エリート思考の強い医師の佐々木修(萩原利久)、明るいムードメーカーの山内守(白濱亜嵐)とバカンスに出かけた健人は、夏海の指導でサップを初体験しました。人を見下したような態度をみせる修のせいで、一流大卒のエリートだという3人に何となくバカにされたような気分になる夏海でした。


そんな折、夏海は、愛梨から海辺の別荘で行われるパーティーに誘われます。マッチングアプリで知り合った男性が、たまたま近くに遊びに来ているのだそうです。夏海は、亮と海斗に店を任せ、お手製の料理を持って別荘を訪れました。するとそこにいたのは、あの東大卒の3人でした。。。

 

 

第2話までの感想:舞台は、真夏の湘南の海。新しい水上スポーツとして知名度も人気も急上昇しているサップが、頻繁に登場。第1話のラストには、健人が、砂浜に跪き、夏海の好きなクジラの尾がデザインされたビーチサンダルを履かせるシーンなど、お洒落で新しい時代の「月9」をイメージさせる作品であるかのように見えます。


しかし、実際は、経済的に恵まれない女友達3人組と、経済的に恵まれた男友達3人組との「シンデレラストーリー」。男と女の偶然の再会の連続。夏を舞台にした、男女8人の恋愛群像劇。と、手法は古典的な恋愛ドラマです。


特に、夏を舞台にした、男女8人の恋愛群像劇と言う点では、明石家さんまと大竹しのぶの結婚のきっかけとなった、37年前の『男女7人夏物語』のオマージュ作品としか思えません。


脚本家の市東さやかさんにとっては、映像化された作品としては、まだ二作目です。ベテラン脚本家の作品と比べ、経験値の差が出てしまいましたね。


若手俳優が中心のキャストは、頑張っていると思います。


特に、主演の森七菜さん。まだ21歳という若さながら、明るくて、責任感が強く、困っている人を見ると自分よりその人のことを優先してしまう、まさに“けなげな”夏海を好演しています。


これまでも数多くの作品に出演している間宮祥太朗さん。阪神ファンの隊長にとって、7月18日に28歳で亡くなった元阪神外野手の 横田慎太郎さん を演じた、ドラマ  『奇跡のバックホーム』  の演技が、いまでも瞼に焼きついいています。

 


尚、『真夏のシンデレラ』次回・第3話は、今日・7月24日(月)よる9時からの、放送予定です。

 

 

 

 


==「テレビ番組」 バックナンバー ==
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~540 省略。

Vol.541 2023/4/24  『今春もやってます「にっぽん縦断 こころ旅」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f0edc29ec3f23fc2f43c94d86e1f73ec

Vol.542 2023/4/29  『ドラマ「だが、情熱はある」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/85946ba6cd4e338230589a6d53ce5b0e

Vol.543 2023/5/2   『ドラマ「それってパクリじゃないですか?」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d4af66d1eb0859f100fd16ee2c3020fd

Vol.544 2023/5/6   『ドラマ「わたしのお嫁くん」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9643fa22ab13b4bee08fba5d9a456017

Vol.545 2023/5/9   『ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ef73a68b05a519bcb68b8cc5767b4d5c

Vol.546 2023/5/12  『ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」』https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f69268a6202f7fb4898057eeb1df1c2f

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Vol.549 2023/5/30  『出没!アド街ック天国「2022年3・4月放送ピックアップ」』https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f7559a5515e02f91d80371333a97ec9

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Vol.555 2023/7/16  『出没!アド街ック天国「2022年9月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9a40759dd69bc6f5d5a066f46fa8d717

 

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「森七菜 出演作品」 記事一覧

2023年07月24日 | テレビ番組

女優・歌手の 森 七菜(なな)は、大分県(大阪府生まれ)出身で、生年月日は2001年8月31日。2023年7月現在、21歳です。

 

 

所属事務所は、株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ。

 

尚、ソニー・ミュージックアーティスツ所属の他の女優さんでは、土屋太鳳さん  と、


黒島結奈さん  を、取り上げています。

 

2016年、中学3年生だった夏休みに、家族と食事に出かけていた大分県内のお店でスカウトされ、芸能界入り。

 

2017年7月公開映画『心が叫びたがってるんだ。』で、映画初出演。


同年10月期の日本テレビ系連続ドラマ『先に生まれただけの僕』の一ノ瀬由衣役で、テレビドラマ、初出演。


自身も出演した2020年1月公開映画『ラストレター』の主題歌「カエルノウタ」で、歌手デビュー。

 

 

2020年10月期ドラマ 『この恋あたためますか』で、連続ドラマ初主演を果たします。

 

 


日本の若手女優さんには、左利きの方が多いようですが、森七菜さんも左利きです。

 

尚、他の左利き女優さんは、こちらをご覧くださ

 

そんな森七菜さんが出演する作品を、「隊長のブログ」では、これまでに七本を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。

 

 

==「森七菜 出演作品」 記事一覧 ==

1.  2017年10月期ドラマ 『先に生まれただけの僕』

2.  2019年11月ドラマ   『少年寅次郎』

3.  2020年1月公開映画  『ラストレター』

4.  2020年度前期朝ドラ 『エール』

5.  2020年10月期ドラマ 『この恋あたためますか』

6.  2020年12月ドラマ   『少年寅次郎スペシャル』

7.  2023年7月期ドラマ  『真夏のシンデレラ』

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