桑の海 光る雲

桑の海の旅行記・エッセー・書作品と旅の写真

シルクロード・その4

2005-02-06 22:43:54 | 旅行記
西安に向かうのは夕方の飛行機だったので、日中は上海市内観光だった。

とにかく暑い。40度はあると思われた。しかも湿気がすごい。午前中は豫園に行ったが、水辺にいながら少しも涼しくなかった。外灘地区で戦前の建物群を見たが、ここは海沿いということでそれなりに涼しかった。玉仏寺は上海でも著名な観光スポットで、タダでさえ暑い上に、室内は大変なにぎわいで、うんざりしてしまった。しかし、仏像は白玉でできていて、とても涼しげな感じだった。

早めの夕食を済ませて西安への飛行機に乗った。中国の飛行機は皆軍人が操縦しているとのことだったが、そう言えば、国内線では離陸も着陸もとてもスムーズだったように思う。

西安は3年ぶり。夕食はすでに済ませているので、着いた後はそのままホテルに入った。ホテルは5つ星クラスで、とても快適だった。T夫妻はまた夜の西安に繰り出すとのことだった。

翌日は西安の1日観光だった。西安は3年前の時主だったところは全部見て回ったので、今回のツアーで訪れるのはいささか蛇足であったのだが、やはり兵馬俑坑(前回よりも見られるところが増えていた)は素晴らしかった。兵馬俑坑前では、3年前にお世話になったKさんに偶然再会した。始皇帝陵が見られなかったのはちょっと残念だった。華清池も日中のかんかん照りの中で訪れたので、今回のツアー唯一の集合写真を写した以外は記憶がない。夕方に大雁塔に行った。ここも2度目ながら感動した。前回は日中だったが、今回は夕方。夕陽に照らされた西安の町の眺めは何とも素晴らしかった。

夕食は西安名物の餃子だったが、前回と違って専門店で食べたわけではないので、あまり印象がない。夜、観劇のオプショナルツアーが出たのでT夫妻らと参加する。京劇のような感じだったが、まずまず面白かった。

いよいよ明日はお楽しみの碑林、そして敦煌へと旅立つ。期待に胸をふくらませつつ1日が終わった。(つづく)

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