私が一番好きな礼文島の花はレブンソウです。かつて自分で言葉を作って作品を制作し、発表したこともあるほどです。
そのレブンソウがようやくわが家で花を咲かせてくれました。
レブンソウは高山植物にしては珍しく育てやすく、北海道では普通に庭に植えても簡単に育つくらいだと聞いていたので、内地のこちらは暑くて有名なところですが、一縷の望みに賭けてみました。
種は礼文島・香深のフェリーターミナル前の土産物店で購入したものです。
今まで何度も種を蒔いたのですが、発芽して育ってもやはり暑さに負けたり、アブラムシの被害に遭ったり、植え替えを失敗したりして、株は育っても花を咲かせるまでには至りませんでした。
ところが、一昨年夏に買ってきた種を秋に蒔いて生えた4株が、一夏と二冬を越し、そのうち1株が今年ようやく花を咲かせてくれました。
やはり自然に生えているものに比べると色も淡く株も華奢ですが、大好きな花をこうして身近で見ることができるのは嬉しいものです。
上手く育てれば2,3年くらいは花を咲かせるそうなので、今年も夏を越すことができるよう見守りましょう。